手動で「銀行の明細」を取り込む(明細アップロード) ~ クラウド会計freee⑨
freeeに登録した銀行口座やクレジットカードが同期に対応していない場合、明細ファイルを用意してfreeeに登録します。
オンラインバンキングから明細データをダウンロードします
利用のオンラインバンキングサービスにログインして、利用明細を取得します。
次のようなイメージです
ただし、オンラインバンキングでは、明細をダウンロードできる期限が指定されています
期限は各銀行によって異なります。
そのため、忘れないよう、明細を手動でfreeeに取り込む場合は、定期的に明細をダウンロードし、freeeにアップロードする必要があります。
たとえばダウンロードできる期限は次のとおりです。
三菱JFJ 25か月
りそな銀行 13か月
池田泉州銀行 3か月
など
前もって取引先銀行のデータ取得期間を知っておくことが大切だと思いますが、それより定期的に月次に日を決めて、データ取得・整理日を強制的に用意しておくことが有効です。
手元で管理しているデータがある場合、次のテンプレートの形式でデータを作成しますとfreeeに取り込むことができます
それぞれの項目は次のとおりです
■取引日とは
形式は「日付」です。
たとえば、2015/04/01、2015-04-01、平成26年4月1日など
年、月、日がそれぞれ別の列に入っている場合もインポートが可能です。
例:それぞれ「取引年」「取引月」「取引日」としてインポートします。
(画像出所:freeeヘルプセンターマニュアル)
■出金額・入金額とは
形式は「半角整数」で入力です。
入出金のいずれかが必須となります。
なお、同じ列に入っていて、出金分はマイナスで表記されている形式でもインポートが可能です。
■残高
形式は「半角整数」です。空白でも取り込み可能です。
入力した残高は、ホーム画面の口座の実残高に反映されます。
■取引内容
利用内容・摘要の文字列です。「自動で経理」での自動化ルール適用の元情報となります。
こうした機能を有効に活用して、会計データを効果的に整理することをおすすめします。
Every day is a new day!
冬の1日を元気にお過ごしくださいね。
創業者には、事業を着実に成長させるために、会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。
▶ 創業起業サポート 「創業者応援クラウド会計サービス」と「顧問相談クラウドサービス」
月曜日は「開業のための基礎知識」~初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。
「開業のための基礎知識」ブログ記事は
http://www.y-itax.com/category/kaigyo/
クラウド会計freee
① 最初は違和感があります。「口座」「明細」「取引」などfreeeに出てくる用語
② 未決済と決済完了。未決済の取引の登録は自動で経理が使えません
③ freeeには補助科目がありません。代わりに「メモタグ」などの機能を利用します
④ 新設の法人が会計freeeを最初に利用する場合の初期設定
⑦ 開始残高に売掛金など債権債務がある場合とその後の振替処理
⑧ 現金取引の処理方法。CSVで利用明細を用意して取り込みます
創業者のクラウド会計
② 創業者は必ず、65万円の青色申告特別控除を受けましょう。
③ クラウド会計で経理を楽に!「すぐに」「簡単に」と思わないほうがいいです。
④ 口座を自動連携させても最後に残るのは現金。手書きの現金出納帳はやめましょう。
⑤ 自宅兼事務所の家賃など、支出にプライベート用と事業用の双方が混ざっています。
⑥ 領収書や請求書をもとに手動で取引を登録せざるを得ない場合があります
⑦ スマホで現金で支払った領収書を撮影。freeeのファイルボックスを使って記帳
⑧ 「freee」使わなくなった銀行口座・サービスの連携を解除するには?
⑭ 銀行口座の不一致の原因、取引を二重に登録していませんか?
⑳ 記帳をラクにするために、ぜひ事業用のクレジットカードを持ちましょう!
㉑ プライベート兼用のクレジットカードからプライベートの支出を行った場合
事業計画(創業計画書)の立て方
③ 事業内容の確認とは、ビジネスモデルのグランドデザインを行うこと。事業継続後、何度でも見直します。
④ 販売・仕入・資金計画、このうち販売計画は経営戦略の最重要項目です。
開業前に知っておきたい創業融資の知識創業時の資金調達は、次のとおりです。
③ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 新規開業資金とは。
④ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 女性・若者・シニア起業家支援資金とは。
⑤ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 中小企業経営力強化資金とは。
事業開始前に知っておきたい経理と消費税の基礎知識は、次のとおりです。
⑤ 確定申告書を作成、場合によっては税理士への依頼を考える。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・火曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」
・水曜日は「新事業承継税制特例のポイント解説」
・木曜日は「法人節税策の基礎知識」
・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」
・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」
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