クレジットカードの残高が正しい金額になっていない場合、残高ズレを解消します ~ クラウド会計freee[258]

「創業者のクラウド会計」の記事です。
カードの記帳についてご照会がありました。カードの記帳を苦手とされている方が多いです。
今回は
残高ズレが発生する主な原因は5つです。原因別に残高ズレを解消します
を紹介します。
1 カードの引き落としを登録していないケース
① 自動で経理の場合
明細の無視をキャンセル後、銀行→カードの「口座振替」を登録します。
② 手動登録の場合
銀行→カードの「口座振替」を登録します。
③ 現金で支払った場合
現金→カードの「口座振替」を登録します。
2 引き落としを「取引」として登録しているケース
取引を削除してから、銀行→カードの「口座振替」として登録します。
3 取引や口座振替を二重に登録しているケース
誤って登録した取引・口座振替を削除します。
4 開始残高を設定していないケース
「開始残高の設定」画面にて、期首日時点の未払い残高を登録します。
5 プライベートの支出の明細を「無視」しているケース
明細の無視をキャンセルして、勘定科目「事業主貸」の支出取引として登録します。
一方、法人の場合は、実態に応じて「役員貸付金」などの取引として登録します。
<参考> クレジットカードの登録記事
→ どういう場合に「自動で経理」から「無視」の処理をするのでしょうか?
→ freee会計でクレジットカードの利用を登録(記帳)する場合の考え方について
→ freee会計にクレジットカードで支払った内容を登録する方法
(出所:freeeヘルプセンター マニュアル)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
冬の1日を元気にお過ごしください。
【編集後記】
トップ画像は、片山町4丁目のCAGOMさんの『金柑』自家製シロップです。インスタグラムより。
画像の掲載についてはお店の了解を得ております。
消費税の記事はお休みしました。
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・「公益信託」
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