freee会計でクレジットカードの利用を登録(記帳)する場合の考え方について ~ クラウド会計freee[254]

「創業者のクラウド会計」の記事です。
カードの記帳についてご照会がありました。カードの記帳を苦手とされている方が多いです。
今回は
カードを利用と銀行口座から引き落とされた場合の登録(記帳)の考え方について
を紹介します。
クレジットカードで支払う場合、登録は①カードの利用時と、②銀行口座からの引き落とし時に分けて記帳します。
クレジットカードを「口座」として登録します
銀行口座の残高とクレジットカード利用内容のそれぞれを管理するため、銀行口座と同様にクレジットカードも「口座」として登録します。
事業用とプライベート用とでクレジットカードを分けることで登録が簡単になります。
クレジットカードを利用した場合は、次の手順になります
① クレジットカードと銀行の「口座」を登録します
クレジットカードの利用履歴を管理するための「クレジットカード口座」、入出金を管理するための「銀行口座」の2つを登録します。
次のようなイメージです。

② カードの利用内容を登録します
「クレジットカード口座」の支出取引として、たとえば次のとおり3月中のクレジットカード利用内容を登録します。
3月01日:「新聞図書費」として70,000円を支出しました。
3月10日:「消耗品費」として8,000円を支出しました。
3月20日:「旅費交通費」として900円を支出しました。
次のようなイメージです。

③ 銀行口座の引き落とし内容を登録します
一方、クレジットカード利用料金の引き落としを「口座振替」として登録します。
たとえば、4月27日付けで78,900円を、みずほ銀行の口座からクレジットカード口座へ振り替えがあったときの考え方は次のとおりです。

(出所:freeeヘルプセンター マニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
冬の1日を元気でお過ごしください。
[編集後記]
消費税の記事はお休みしました。
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・「公益信託」
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