クレジットカードとの連携。クレジットカードの請求確定前の「未確定明細」の同期とは?~ クラウド会計freee[245]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
今回は
請求確定前の「未確定明細の同期」ができるクレジットカードの場合。取り込んだ未確定の明細とその後に取り込んだ確定した明細に相違が発生するケースがあります
を紹介します。
クレジットカードの仕様により、請求確定前の「未確定明細」の同期ができます
クレジットカード別の連携仕様の一覧表をみていますと、ほとんどのカードが請求確定前の「未確定明細」の同期ができるようです。
クレジットカードの請求確定前の「未確定明細」の同期とは
クレジットカード会社の設定する期日(請求確定日)がくる前の[未確定]の状態でも、freee会計に利用明細が同期できるというものです。
クレジットカードの明細が取り込まれるタイミングとは?
次のとおりです。
クレジットカードの明細がfreee会計へ取り込まれるタイミングは、基本的に「その明細が『確定』状態となった以降」です。
「確定」状態とは、クレジットカードの利用直後に明細が確認できるようになったタイミングではなく、一般的にクレジットカードの利用月におけるお支払い金額が決定した状態を指します。
そのため、クレジットカードのオンラインサービスからは利用明細が確認できてもそれらの明細が「未確定」な状態である場合、freee会計上で同期をしても明細が取得できない期間が発生します。
ただし、クレジットカードのうち「未確定明細の取得」に対応しているカードがあります。こうした「未確定明細の取得」に対応している場合は、そのクレジットカードの「確定」タイミングを待たずに明細の同期が可能です。
一方、こうした「未確定明細の取得」に対応しているクレジットの場合
取り込んだ未確定の明細とその後に取り込んだ確定した明細に相違が発生するケースがあります。
その場合、明細の変更を検知したというアラートが表示されます。
その際は、アラートにより変更内容を確認し、必要であれば明細に変更内容を反映することになります。
つまり、変更の確認の有無または変更登録が必要になります。次回、変更内容の確認と反映方法を解説します。
(出所:freeeヘルプセンター マニュアル)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
大暑の1日、朗らかにお過ごしくださいね。
[編集後記]
今日は消費税の記事はお休みしました。
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