2023.12.01.Fri | 創業 消費税
簡易課税事業者や免税事業者が行う「freee会計」のインボイス設定対応について ~ インボイス制度 消費税[500]
消費税の記事を掲載します。
簡易課税事業者は売り手側の設定と買い手側の設定が必要になります
を紹介します。
次のようにインボイスを発行する側(売り手)の設定をします
消費税の課税方式を免税事業者の方は「免税」、簡易課税事業者の方は「簡易課税」に設定する必要があります。
1 [設定]メニュー →[事業所の設定]を開きます
2 [詳細設定]タブを開きます
3 「課税方式と事業区分」の「課税方式」において[簡易課税]を選択します
4 「簡易課税の事業区分」において自社に該当する事業区分を選択します
5 必要に応じて「①今年度中に登録した取引の税区分を一括更新」、「②勘定科目の税区分を一括更新」、「③税区分の「使用」を一括更新」にチェックを入れます
「①今年度中に登録した取引の税区分を一括更新」とは
チェックを入れて保存すると、今年度の税区分「課税売上」の取引が、税区分「課売上◯」の取引に変更されます(◯は選んだ簡易課税用事業区分の番号)
「②勘定科目の税区分を一括更新」とは
チェックを入れて保存すると、勘定科目の設定画面において次の変更がされます。
・デフォルトの税区分が「課税売上」の勘定科目について、税区分が「課売上◯」の勘定科目に変更されます。(◯は選んだ簡易課税用事業区分の番号)
「③税区分の「使用」を一括更新」とは
チェックを入れて保存すると、税区分の設定において次の変更がされます。
税区分の「課売上一〜六」の「使用」にチェックが入ります。取引の登録で利用できるようになります。
6 「消費税申告の計算方式」の「計算方式」において[売上(割戻し)]を選択します
7 設定が完了したら[保存]をクリックします
次のようにインボイスを受け取る側(買い手)の設定をします
税区分の設定のインボイス制度関連で 買い手側対応機能を使用しない」に設定します
(出所:freeeヘルプセンター「インボイス制度におけるfreee会計対応ガイド」)
[編集後記]
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
現在は、インボイスなどおもに消費税の記事を取り上げて、月曜日~金曜日に記事を書いております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。
また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。