課税事業者が免税事業者などから仕入れを行った場合、取引発生日に応じて使用する税区分を使い分けて取引登録を行います。その際の「freee会計のインボイス対応」 ~ インボイス制度 消費税[497]
消費税の記事を掲載します。
消費税の仕入税額控除の経過措置に伴う「買い手側対応機能」「デフォルト設定」「取引先情報の連携」について
を紹介します。
「買い手側対応機能」とは
この機能は、インボイス制度導入後に免税事業者などから仕入れを行った際に使用する税区分(経過措置期間用の税区分)や取引登録時の[適格]のチェックの有無に関する設定を行います。
A:自社が一般課税事業者で免税事業者などから仕入れを行う場合
「買い手側対応機能」を使用します。下の図の左側です。
B: 自社が免税事業者または簡易課税事業者である場合
「買い手側対応機能」は使用しません。下の図の右側です。
「デフォルト設定」とは
適格チェックボックスのデフォルトを選択することです。
言い換えれば、取引を登録する時、インボイス制度の要件に該当するかのチェックボックスでチェックを入れておくか外しておくかを選ぶことです。
A:チェックが入った状態(デフォルトに該当するを選択した場合)
B:チェックが入っていない状態(デフォルトに該当しないを選択した場合)
下の図では、左側がA:チェックが入った状態で、右側がB:チェックが入っていない状態になります。
通常はA:チェックが入った状態(デフォルトに該当するを選択した場合)を選択します。
「取引先情報の連携」とは
取引先に登録されている情報と適格チェックボックス・税区分の連携を行うか否かを設定します。
通常は「連携する」を選択します。
(出所:freeeヘルプセンター「インボイス制度の設定を行う」)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
秋の1日、朗らかにお過ごしくださいね。
[編集後記]
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
現在は、インボイスなどおもに消費税の記事を取り上げて、月曜日~金曜日に記事を書いております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。
また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。