会計freeeで言う「取引」とはfreee上のシステム用語です ~ クラウド会計freee[197]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
会計freeeで言う「取引」とはfreee上のシステム用語です
を紹介します。
freeeでは「取引」を登録することで仕訳が自動生成される仕組みになっています
しかし、freeeの「取引」は簿記でいう仕訳とは次の事項が違います。
① 決済ステータスを選択する。
② 貸借の記帳が不要です。
①の決済ステータスがあることで、債権債務管理と消込の自動化が可能となります。
次のとおり「取引」には「期日」「決済ステータス」などの付加情報を加わっています
たとえば、売掛金であれば④の「期日」によりその未決済取引の入金期日を管理します。
また、⑤の「決済ステータス」や⑥の「計上時と決済時のデータ紐付け」により、次のように、個別の債権債務管理単位で消込が可能になります。(ただし、他の会計ソフトではこうした場合、補助科目を使用することになります)
「取引」での項目は次の意味をもっています
「口座」は決済完了時のみに利用します。仕訳の相手勘定になるというところが他の会計ソフトにはない発想だと思います。
また、取引を登録することにより仕訳が生成されます。仕訳を登録する手間が省けます。
残高ベースの消込ではなく、取引単位での消込ができるというところもメリットのひとつだと思います。
(出所:freee会計活用ガイドブック2021年9月版)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する」
(ピーター F.ドラッカー)
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