口座に取得した明細から決済登録を行います。自動で経理からの決済登録の方法 ~ クラウド会計freee[183]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
freeeを銀行やクレジットカードと同期して、決済分の明細の取得後「自動で経理」画面から決済を登録します
を紹介します。
表示された推測結果が正しい場合
未決済取引の金額と明細の金額が一致している場合、自動的に該当する取引を推測します。
推測した未決済取引と入金明細の対応が正しい場合は、「登録」をクリックします。これで未決済取引の登録が完了します。
表示された推測結果が正しくない場合
未決済取引の金額と明細の金額が異なっている場合や、推測された未決済取引が誤っている場合は、「未決済取引の消込」タブを利用します。
次のようなケースです
① 手数料が差し引かれて振り込まれた。
② 請求した額から源泉所得税が控除された金額の振込みがあった
③ 複数の請求分がまとめて振り込まれた。
④ 同じ取引先に対して売上高と外注費が発生したので、相殺されて振込みがあった。
たとえば
①の「振込手数料が控除された売上の消し込みを登録する手順」は次のとおりです
1 消し込み対象となる明細を開きます。「未決済取引の消込」タブをクリックします
2 「未決済取引を探す」項目から消し込む対象のチェックボックスをオンにします。「選択した未決済取引」項目に移動させます。
下の例でいうと、440円の振込手数料が控除されて99,560円が振込されています。
3 差額を処理するため「差額の調整」項目に入力します。
振込手数料440円の差額を処理します。「控除・マイナス行を追加」ボタンをクリックします。控除行(収入のマイナス)を追加します。
明細の金額 < 消し込む金額 の場合(事例の場合)
「控除・マイナス行を追加」ボタンをクリックします。マイナス金額を入力する行(金額に▲がついている控除行)を追加し、振込手数料などを差し引きます。
明細の金額 > 消し込む金額 の場合
「行を追加」ボタンをクリックして、取引金額を追加します。
4 必要事項を入力し、「選択した取引の合計」と「差額取引」が「明細金額」の一致を確認します。よければ登録します。
<参考>
→ 未決済取引を登録後、銀行に振り込まれるなどして未決済取引の回収が完了したら決済登録をします
(出所:freeeヘルプマニュアル)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する」
(ピーター F.ドラッカー)
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