井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2021.08.23.Mon | 創業

前回請求分に未入金があれば、繰越金額として請求書を作成します ~ クラウド会計freee[178]



「創業者のクラウド会計」の記事です。



クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。


今回は


「今回請求額」とは別に、前回請求分のうち未入金額を「繰越金額」として区分して請求書を作成します





を紹介します。



たとえば今回請求額が220,000円で未入金の繰越金額が55,000円の請求書であれば




■繰越金額  : 55,000円


■今回請求額:220,000円


次のように、請求金額合計275,000円として請求書を作成することができます。








この請求書作成する際には、次のような準備が必要になります


繰越金額を使用するには、請求書のレイアウト名に「 (繰越金額欄あり) 」を含むものを選択する必要があります。


1 「取引」→「請求書」→「請求書設定」→「変更」から







2 表示されたレイアウトの中から、レイアウト名に「(繰越金額欄あり)」を含むレイアウトを選択します。







3 繰越金額を含む請求書の作成方法は、基本的に通常の請求書の作成方法と同じです。




請求書レイアウトに「(繰越金額欄あり)」を選択した場合、「繰越金額」という項目が自動的に追加されます。




「繰越金額」を自動計算します




「繰越金額」の金額は、取引先に紐づく未決済収入取引のうち、請求書作成時点から遡って未決済状態となっている金額が自動計算で入力されます。








この請求書を作成、入金登録する場合、注意するポイントは2つです


重複取引登録しないように(「繰越金額」を明細入力しないこと)




請求書作成時点で過去の決済残額を明細欄に入力しません。明細入力すると重複取引登録されます。

下の例でいうと、当月請求額220,000円のみ明細入力します。繰越金額55,000円は明細入力しません。







「繰越金額」を含む請求書への入金登録は、それぞれ区分して登録します




「繰越金額」および「今回請求額」を含む請求への入金を登録する場合は、「今回請求額」に対する入金を登録します。

一方、「繰越金額」分の入金登録は、元となった請求書から登録を行います。

つまり、下の例でいうデザイン付随料、繰越金額50,000円の請求書(繰越金額の元となる請求書)から入金登録を行います。







(出所:freeeヘルプマニュアル)





変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)

Every day is a new day!

夏の1日、元気にお過ごしください







【編集後記】

トップの画像は、自宅でつくった、右がカレーパン、左があんぱん。







ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日は「創業者のクラウド会計

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