「仮締め」「本締め」により誤った日付での入力や登録済みの誤った編集や削除を防ぐことができます ~ クラウド会計freee[152]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
「仮締め」「本締め」という機能を利用することにより、誤った日付での入力や登録済みの誤った編集や削除を防ぐことができます
を紹介します。
会計freeeの「月締め」画面では、特定の日付までの記帳を締めることができます。
締められた期間は、その期間内の日付で仕訳(取引・口座振替・決済など)を登録・編集・削除することができなくなります。
こうした制限をすることにより、誤った日付での入力や登録済みの誤った編集や削除を防ぐことができます。
「仮締め」とは
仮締めされた期間は、管理者以外(月締め画面を開けないメンバー)が仕訳を登録・編集・削除できなくなります。
次のように行います。
① 「決算」の「月締め」を開きます。
② 仮締めを行う月を選択し、その月のカレンダーを表示します。
例えば4月〜3月の会計期間のうち5月までを締めたい場合は、5月を選択します。
③ 締め日をクリックし、表示されるボタンのいずれかをクリックします。
④ 「この日まで仮締めする」をクリックします。月締め権限を持たないメンバーは、それ以前の日付の仕訳を登録・編集・削除できなくなります。仮締めされた期間は青色に変わります。
「本締め」とは
本締めされた期間は、すべてのメンバーが仕訳を登録できなくなります。
仮締め利用の場合は、先に仮締めを行ってから、本締めを行います。
次のように行います。
① 「決算」メニューの「月締め」を開きます。
② 本締めを行う月を選択し、その月のカレンダーを表示します。
例えば1月〜12月の会計期間のうち5月までを締めたい場合は、5月を選択します。
③ 締め日を選択し「この日まで本締めする」ボタンをクリックします。
④ クリックした日付までの期間が本締めされ、すべてのメンバーはそれ以前の日付で仕訳を登録・編集・削除できなくなります。本締めされた期間は、表示が灰色に変わります。
freeeの「締め」には。次の3種類あります。
「仮締め」「本締め」「年度締め」の違い
仕訳を編集できない期間は、次の作業ができなくなります。
① 発生日が締め日以前の、取引と口座振替の登録・編集・削除
② 固定資産の償却額の編集、資産の除却、資産の削除、除却
③ 家事按分の登録、在庫棚卸など
(出所:freeeヘルプマニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
GWの1日を元気にお過ごしください。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」
・火曜日は「消費税」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「経理・会計」
・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」
・土曜日は「創業者のクラウド会計」または「決算書の読み方」など
・日曜日はテーマを決めずに書いています。
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。