決算書上の表示名を変更することができます ～ クラウド会計freee[148]

「創業者のクラウド会計」の記事です。

クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。

今回は

勘定科目が決算書上でどのように表示されるかを確認します。必要があれば勘定科目の決算書上の表示を変更します

を紹介します。

freeeの勘定科目の表示名は、取引登録画面と決算書の表示名を区別しています。

クレジットカードの場合

通常の表示名はカード名です。

たとえば「アメリカン・エキスプレス」

ふだん、登録するときの勘定科目はアメリカン・エキスプレスです。

決算上は、アメリカン・エキスプレスは「未払金」として表示されます。

また、ほかにカードがあれば「未払金」として合算金額が決算書上に出力されます。

「設定」画面 → 「勘定科目の設定」画面から、勘定科目と決算書の表示名を確認することができます

決算上の表示名と分類（カテゴリー）を変更できるパターンは、ルール上、決まっています

① 口座（「現金」口座、銀行口座、クレジットカード口座）

→ 分類（カテゴリー）は変更できません。決算書表示名は変更できます。

② ①以外の口座

→ 損益⇔貸借、借方⇔貸方をまたぐ変更はできません。

③ はじめからある勘定科目(口座以外)

→ 損益⇔貸借、借方⇔貸方をまたぐ変更はできません。

④ 新規作成した勘定科目(口座以外)

→  分類（カテゴリー）、決算書表示名のいずれも自由に変更できます。

ただし次の場合は変更できません。　

■　年度締め済の取引・開始残高・固定資産・部門配賦に使用されている場合、勘定科目の5分類（資産・負債・純資産・費用・収益）をまたぐ変更はできません。

■　取引などの仕訳に使用済みの場合、「固定資産・流動資産カテゴリー」⇔「他のカテゴリー」の変更はできません。

現金・預金(小分類)に属する勘定科目の決算書上の表示名は、すべて「現金及び預金」です

つまり、口座（勘定科目）として現金や銀行口座は、まとめて決算書上「現金及び預金」で表示されます。

次のように勘定科目が「現金」「三井住友」「みずほ」であれば、決算書ではまとめて「現金及び預金」として表示されます。

（出所：freeeヘルプマニュアル）





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