「品目」タグを利用して支払調書を作成します ~ クラウド会計freee[126]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
フリーランスや講師などに報酬を支払った場合「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」を発行して交付することが一般的です。そうしたケースでは「品目」タグを利用します
を紹介します。
freeeのタグは
freeeは取引に「タグ」として取引先・品目・部門・メモタグなどを自由に紐付けることが可能です。一つの取引に対して各種タグを紐付けることで、従来の補助科目を上回る効果的な使い方ができます。
次のようなイメージです。
支払調書の作成手順については次のとおりです。
1 事業所の設定を行います
「設定」→「事業所の設定」→「基本情報設定」タブから、事業所名・住所・電話番号を入力・登録します。
2 取引先の設定・登録を行います
「設定」→「引先の設定」から、取引先(報酬を支払う相手)について情報を入力・登録します。
・名前
・住所
・電話番号
・マイナンバーなど
3 次に源泉徴収の対象となる支出取引を登録します
① 報酬の支払分と源泉徴収分について、2行の取引を登録します。
② 源泉徴収分を追加の控除行に入力します。
③ 取引先は上記の2で登録した取引先を選択します。
④ 2行両方に「品目」タブを設定します。
たとえば、支払分には「税理士報酬」、源泉徴収分には「源泉所得税」という品目を設定します。
4 支払調書を作成します
設定した事業所・取引先・支出取引の情報から、支払調書を作成します。
①「支払調書」を開きます。支払調書を作成したい取引の支払分(1行目)の品目と源泉徴収分(2行目)の品目を選択して登録します。
②支払調書が発生する取引の一覧が表示されます。「区分」と「細目」を編集して保存します。
③支払調書の税務署への提出方法に応じて、支払調書を作成します。取引先ごとにまとめられて、支払調書が出力されます。
④報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書合計表」を確認します。「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書合計表」が表示されます。
(出所:freeeアドバイザーガイド)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
冬の1日を元気にお過ごしください。
創業者には、事業を着実に成長させるために、決算書の会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。
▶ 創業起業サポート
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「法人節税策の基礎知識」
・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」
・土曜日は「創業者のクラウド会計」または「決算書の読み方」など
・日曜日はテーマを決めずに書いています。
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。