「消費税区分別表」と「消費税集計表」の取扱いと活用のしかた ~ クラウド会計freee[84]
月曜日は「創業者のクラウド会計」です。
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今回は
「消費税区分別表」と「消費税集計表」の取扱いと活用のしかた
を紹介します。
「消費税区分別表」について
「消費税区分別表」では、使用した消費税区分の勘定科目別・税区分別の使用状況と合計金額を確認します。
また、期中の取引登録時に税区分を正しく選択できていたか?
をチェックをするために活用します。
「消費税集計表」について
「消費税区分別表」の確認後、「消費税集計表」で国税分の消費税の集計と計算状況を確認します。
「消費税区分別表」について
この別表は「決算」 → 「消費税区分別表」を選択して表示します。
各勘定の税区分別の数字が集計されています。
次のように、詳細を見るために「絞り込み」により表示を絞り込みます。
表示される金額は、消費税の経理方法にかかわらず税込金額で表示されています。
税抜経理を行っている場合には、試算表や総勘定元帳との数値が一致しません。
「消費税区分別表」の表示は「貸借表示」と「税額表示」の2つがあります
このうち「税額表示」では、税抜金額=本体価格(100%)、消費税額(8%、10%)、税込金額(108%、110%)を区分して表示しています。
表示される税額は、各取引ひとつひとつの税込金額×8/108、10/100の積み上げとなります。
各取引の税込金額の集計値に対して×8/108、10/100をしたものではありません。
「消費税区分別表」の目的は
「勘定科目について選択された税区分で間違ったものはないか」をチェックして、修正するためのものです。
一方「消費税集計表」について
「消費税集計表」は、「消費税区分別表」で税区分を確認した結果、いくらの税額が算定されるかの試算を行うために利用します。
「消費税集計表」は「決算」 →「消費税計算表」を選択して表示します。
ここでは、国税分(8%のうちの6.3%、10%のうちの7.8%など)の消費税計算を行う過程が表示されています。
計算している内容は、消費税申告書付表の国税分に相当する内容です。
課税売上高(税込)とは「消費税区分別表」上で表示された「課税売上」で経理された取引の税込金額の集計値を表示しています。
(出所:freeeヘルプセンターマニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
向暑の1日を元気にお過ごしください。
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「開業のための基礎知識」ブログ記事は
http://www.y-itax.com/category/kaigyo/
クラウド会計freee【パート2】
52 クレジットカードを利用した場合の記帳 その2 「支払った内容を登録します」
53 クレジットカードを利用した場合の記帳 その3「銀行口座の引き落としを登録」
58 個人事業主の場合、売上が源泉徴収の対象となる報酬などの取引登録のしかた
59 キャッシングやカードローンを利用した場合の登録のしかた
60 個人事業主などに源泉徴収の対象となる講師料などを支払ったときの登録のしかた
61 個人事業主などに源泉徴収の対象となる講師料などを支払ったときの登録(出金時のみ登録している場合)
62 銀行から受取利息の入金があったときの登録(記帳)について
65 「売上戻り高」・「仕入戻し高」を使用する場合の記帳方法
68 「前受金の記帳について」商品の注文時に内金を受け取ったときの処理
70 消費税申告義務が発生した場合、納付する消費税の課税方法を選択します
71 消費税の税区分の種類(課税・非課税・対象外)とその選択について
73 正しい消費税区分が選択できているかどうかは「消費税区分別表」を確認します
74 消費税区分を確認するための「消費税区分別表」の利用方法
76 消費税の確定申告および納付の登録・処理を行います。決算整理を含みます。
77 預金残高のズレを確認する「タイムライン」という機能は大変便利です
78 記帳内容をチェックする「記帳レビュー」機能の活用について
79 認定アドバイザーのみが活用できる「自動帳簿チェック」機能について
81 間違った登録を修正します。総勘定元帳の修正方法のポイント
82 登録済の取引の中から特定の取引を修正したい場合は、条件で絞り込みます
83 銀行口座の残高の不一致を修正します。おもな不一致の原因は7つです
クラウド会計freee【パート1】
① 最初は違和感があります。「口座」「明細」「取引」などfreeeに出てくる用語
② 未決済と決済完了。未決済の取引の登録は自動で経理が使えません
③ freeeには補助科目がありません。代わりに「メモタグ」などの機能を利用します
④ 新設の法人が会計freeeを最初に利用する場合の初期設定
⑦ 開始残高に売掛金など債権債務がある場合とその後の振替処理
⑧ 現金取引の処理方法。CSVで利用明細を用意して取り込みます
⑫ 「取引」を3つに区分します。「収入取引」「支出取引」「口座振替」
⑭ 銀行口座・クレジットカードを同期する際に注意したい3つのポイント
⑮ クレジットカードの利用明細を取り込む際のチェックポイント
⑱ 手動で銀行やカードの明細を取り込みます「明細アップロード」
⑲ freeeに登録した銀行口座などの同期がうまくできない場合
㉖ Square(スクエア) 売上データを取り込む場合【具体例】
㉘ 領収書などの紙のデータをファイルボックスに取り込み、取引登録できます
㉙ 領収書をファイルボックスに取り込んだ後、原本の保管はどうしますか?
㉚ レシートをファイルボックスに取り込んだあと、取引登録をします
㉛ 給与と役員報酬の支払の記帳は、取引テンプレートを活用します
㉞ 「給与支払の登録」頻度の高い会計処理です。手動で複数行の取引を登録します
㊱ 未決済取引の登録後、回収・支払があれば「決済を登録」します
㊲ 未決済取引の決済登録で、取引金額と入出金額が異なるケースの登録方法
㊳ 「自動で経理」から未決済取引と取得明細をマッチングさせます
㊴ デザイナーなど個人事業主が、源泉徴収される入金があった場合の「消し込み」
㊷ 未決済取引の消し込み金額に対して入金額が過少な場合の記帳
㊻ 現金の預金への預け入れで、「自動で経理」から記帳するときに注意すること
㊼ 大量のレシート類を、効率的に連続取引登録する記帳方法について
㊽ 取引と口座振替のインポートにより、一括登録することができます
㊾ プライベートの支払いや生活費を支払った場合の記帳について
㊾ プライベートの支払いや生活費を支払った場合の記帳について
㊿ 役員個人の財布から、会社の事業経費を支払った場合の記帳について
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・火曜日は「介護事業」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「知っておきたい法人節税策の基礎知識」
・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」
・土曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・日曜日は、テーマを決めずに書いています。
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