井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2024.11.14.Thu | 税金(個人)

源泉徴収票のチェックポイント(同一生計配偶者が非控除対象配偶者に該当するケース) ~ 定額減税(その56)




定額減税の記事を掲載します。






合計所得金額が1,000万円超である居住者の同一生計配偶者(非控除対象配偶者)分を年調減税額に含めたケース






を紹介します。




たとえば




A:本人 給与収入 14,400,000円

B: 同一生計配偶者(非控除対象者配偶者)

C1:特定扶養親族(19歳)

C2:扶養親族(10歳)


Aの年調減税額は120,000円です。年調所得税額から控除できる額は全額です。




次のような源泉徴収票になります









ポイントは

 ① 「控除外額0円」と記載することになります。


 ② さらに「非控除対象者配偶者減税有」と記載することになります。





<参考>




所得税を計算する際の配偶者の区分には次のように3種類あります











(出所:国税庁 令和6年分所得税の定額減税のしかた)






→ 定額減税額に基づき精算を行う「年調減税事務」と源泉徴収票のチェックポイント(同一生計配偶者がいるケース)










「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」

(ピーター F.ドラッカー)

立冬の1日、朗らかにお過ごしくださいね。









[編集後記]



消費税の記事はお休みしました。





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