気をつけましょう…?「副収入の申告漏れ」 ~ 確定申告で間違えやすい項目
個人の税金の記事を掲載します。
給与所得者がネットオークションなどにより副収入を得た場合
を紹介します。
会社にお勤めの方は、通常は
会社(給与の支払者)が行う年末調整によって源泉徴収された所得税額と納付すべき所得税額との過不足が清算されます。
確定申告の必要はありません。
ただし、次のケースでは確定申告が必要となります
年末調整が済んでいる給与所得者であっても、その給与所得以外に副収入等によって20万円を超える所得を得ている場合には、確定申告が必要となります。
たとえば、雑所得に該当するものは次のとおりです
1 インターネットのオークションサイトやフリーマーケットアプリなどを利用した個人取引による所得
たとえば、衣服、雑貨、家電などの資産の売却による所得
2 ベビーシッターや家庭教師などの人的役務の提供による所得
3 ビットコインをはじめとする暗号資産の売却等による所得
4 民泊による所得
個人が空き部屋などを有料で旅行者に宿泊させる「民泊」は、一般的に、利用者の安全管理や衛生管理、また、一定程度の観光サービスの提供などを伴うものです。
不動産賃貸とは異なり、その所得は、不動産所得ではなく、雑所得に該当します。
雑所得で注意したい事項は次の点です
雑所得の金額が赤字の場合(損失が生じた場合)には、他の所得との損益通算はできません。
ただし、雑所得内の通算は可能です。
(国税庁 Q17 所得税等の確定申告の際に、誤りの多い事例)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
冬の1日、朗らかにお過ごしくださいね。
[編集後記]
消費税の記事はお休みしました。
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
現在は、消費税の記事を取り上げて、月曜日~金曜日に記事を書いております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
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また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。