創業の際に付き合うべき金融機関。株式会社日本政策金融公庫にひさしぶりに行ってきました ~ 中小企業の「決算書」の読み方[59]
「経理・会計」の記事です。
今回は
創業するお客様と一緒に日本政策金融公庫吹田支店に2年ぶりに伺いました
を紹介します。
コロナが始まる前は、お客様の融資の件で日本政策金融公庫にお伺いすることがありましたが、コロナの影響を受けて、この2年ほどは同公庫にお伺いすることは控えていました。
創業者などがはじめての融資は受ける際の最終面談は、リアルの対面になるようです。
日本政策金融公庫とは
いわゆる政府系金融機関です。政府が100%出資した金融機関で、少額の創業融資を手がけています。
特徴は次のとおりです
・ 民間の金融機関と違い預金がありません。
・ 創業の際は、原則として預金担保や不動産担保はありませんので、信用のみで融資することになります。
・ ということは、信用がなければ融資を受けられません。
・ その信用を担保するのが事業計画書になります。
・ 一方、融資の審査ははやいです。
今回のお客様は
ソーシャルビジネス(保育サービス事業、介護サービス事業など)を創業されました。
同公庫は、この分野において積極的に新規開業資金を貸し付けています。
創業計画書を作成される際には、必要な資金と調達方法などを中心に支援いたしました。数日後の公庫との面談については、顧問税理士として同席した方が、融資が円滑に進むと判断しました。
面談では公庫の担当者の方に、お客様の創業の経過や経歴、これからの収支などついて、控えめに(笑い)補足の説明をいたしました。
ご支援が目に見える形になり喜んでいます
税理士経由で申し込むと実行がはやくなる傾向があります。今回は、水曜日に面談後、翌週の月曜日に公庫から融資実行の連絡がありました。
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
梅雨に負けないよう。1日を元気にお過ごしくださいね。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」または「電子帳簿保存法の改正」
・火曜日と水曜日は「消費税」
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・土曜日は「創業者のクラウド会計」または「電子帳簿保存法の改正」
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