2021.09.09.Thu | 経理・会計
借入金月商倍率とは借入金が過剰になっていないか?いくらまで借入ができるか?を判断する際の経営指標です ~ 中小企業の「決算書」の読み方[28]
木曜日は「経理・会計」の記事です。
今回は
借入金残高は、自社にとって適正な水準か?融資額の目安は?を検討する際、借入金月商倍率を確認します
を紹介します。
借入金月商倍率とは
自社の借入金が、月商の何か月分の借入金あるかを確認する指標です。
月商の3か月分以内であれば理想的です。
月商の6か月分を超える借入金がある場合は、追加融資を断られる可能性があります。
算式は次のとおりです
借入金月商倍率の目安は次のとおりです
(出所:小さな会社の決算書 著:富田健太郎、安藤祐貴)修正
借入金月商倍率比率は決算書・月次試算表から次のように計算します
Q社の借入金月商倍率は
=12千万円 /6千万円 ÷12月 = 2.4倍
<参考>
→ いくらまで借入ができるか?現在の借入額は適正かどうか?をみる指標「借入金月商倍率」
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する
ピーター F.ドラッカー
秋の1日、元気にお過ごしくださいね!
【try a new thingなど】
→ 昨日に続いてwordのアウトライン機能のマスターと見出し設定(なかなか手強い)。使いこなせると便利な機能です。
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投稿タグ中小企業「決算書」の読み方入門