井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2025.01.06.Mon | こう考えています

2025年の読書始め。年初に読んだ新書本12冊「新・臆病者のための株入門」から「野心のすすめ」まで12冊 ~ こう考えています




今回は


2025年1月の年初に読んだ「新書」を紹介します。私的な読書感想文です。気楽にお読みください。

講談社現代新書が多いのは、理由があります。

60周年ANNIVERSARYで「RECOMMEND編集部員がおすすめする60冊」というサイトがあります。その中で17人の編集部員さんのおすすめ理由が面白かったからです。

営業を離れた、プライベートな理由を、それぞれがお持ちでした。




① 「新・臆病者のための株入門」著:橘玲 /文春新書

② 「ほんとうの日本経済」著:坂本貴志/講談社現代新書

③ 「人はどう老いるのか」著:久坂部羊 /講談社現代新書

④ 「絶望の裁判所」著:瀬木比呂志/ 講談社現代新書

⑤ 「戦争の日本近現代史」著:加藤陽子 /講談社現代新書

⑥ 「野心のすすめ」著:林真理子/ 講談社現代新書

⑦ 「相手に『伝わる』話し方」著:池上彰/講談社現代新書

⑧ 「我が身を守る法律知識」著:瀬木比呂志/講談社現代新書

⑨ 「現代語訳論語と算盤」著:渋沢栄一/ちくま新書

⑩ 「論理的思考とは何か」著:渡邉雅子/岩波新書

⑪ 「生物と無生物のあいだ」著:福岡伸一/講談社現代新書

⑫ 「民主主義とは何か」著:宇野重規/講談社現代新書





① 「新・臆病者のための株入門」著:橘玲 /文春新書




3年前に初めて著者の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を読みました。その中の原理・原則は斬新で、刺激を受けました。今回も考え方はわかりやすく、シンプルです。

これからNISAを考えている方は、是非読まれてはいかがでしょうか?




② 「ほんとうの日本経済」著:坂本貴志/講談社現代新書




以前、著者の「ほんとうの定年後-『小さな仕事』が日本社会を救う」を読みました。新鮮な視点で定年後の仕事を提案されていました。

今回も、マクロの視点、ミクロの視点からの観察を踏まえて、わかりやすい解説と提案をされています。




③ 「人はどう老いるのか」著:久坂部羊 /講談社現代新書




著者は医者として長く勤務された後、作家になられた関西在住の方です。高齢者医療を長年携わった方からの老いを失敗しない方法を伝えています。




④ 「絶望の裁判所」著:瀬木比呂志/ 講談社現代新書




長年に裁判官として勤務され、思うところが多々あり、大学の先生に転身された方です。

現実の裁判官としての考え方や仕事ぶりが理解できます。知らない世界でしたが説明を受けると理解が深まります。




⑤ 「戦争の日本近現代史」著:加藤陽子 /講談社現代新書



著者の「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」は、歴史を好きにさせてくれました。

今回は明治維新から太平洋戦争までの戦争の理由を解き明かしてくれます。

理屈として「自分で考えるということ」の大切さを教えてくれます。



⑥ 「野心のすすめ」著:林真理子/ 講談社現代新書




著者の本を読むのは初めてです。肩に力を入れずタテマエとホンネを明らかにします。




⑦ 「相手に『伝わる』話し方」著:池上彰/講談社現代新書




テレビで難しい話を、いつもわかりやすく説明されています。その説明に感心してます。私が扱う「税金」や「会計」は、普段、馴染みない方がほとんどです。こうした方に、どうしたら、わかりやすく理解してもらえるか?を考えてこの本を手にとりました。

池上さんは、いろんな職場で、いろんな話相手に、いろんな方法で、努力され、工夫をやめなかったことがわかります。




⑧ 「我が身を守る法律知識」著:瀬木比呂志/講談社現代新書




民事分野にわたって心がけておく予防法学のオリエンテーションの内容です。参考になります。

つまり、心構えとしての「誤った性善説」が法的紛争の原因になるということ。

言い換えれば、「だまされたという言葉を安易に用いない心がけが紛争を未然に防ぐ」ということです。




⑨ 「現代語訳論語と算盤」著:渋沢栄一/講談社現代新書




ある時、若かりし時の渋沢栄一に、参議の西郷隆盛が依頼しにやってきたという逸話が大変面白かったです。岩崎弥太郎からの協力を断った話もあります。




⑩ 「論理的思考とは何か」著:渡邉雅子/岩波新書



「論理的な思考は世界共通ではなく、不変でもない。論理的な思考とは価値観に紐づいた思考の型がある。したがって目的を特定して目的に合った思考を選択する。」ということ。

知らないことを知って面白かったです。




⑪ 「生物と無生物のあいだ」著:福岡伸一/講談社現代新書




科学の話が小説のように展開されています。科学者というよりは文学者が著したもの。




⑫ 「民主主義とは何か」著:宇野重規/講談社現代新書




民主主義については、教科書レベルのおざなりの知識しかありません。これではいけないと思い、民主主義の歴史として読みました。アテネでうまれた民主主義は、時代とともにその趣旨も考え方も変化しつづけています。







変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する
(ピーター F.ドラッカー)

Every day is a new day!

冬の1日を朗らかにお過ごしくださいね。







[編集後記]

消費税の記事はお休みしました。



ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。

月曜日~木曜日に、おもに消費税の記事を書いております。

金曜日は公益信託の記事を掲載しております。





「消費税」

「法人税」または「経理・会計」

「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」

「公益信託」









免責

ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。

また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。

本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。

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