京都高等技術専門校プロダクトマネージメント科に「会計」を教えに行ってきました ~ こう考えています
今回は
「教える」ことは「教えられる」ことだと考えています
を紹介します。
京都府が設置・運営する京都府立京都高等技術専門校プロダクトマネージメント科の「会計」という科目を受け持ちます。9月と10月の間で、週1回で全5回実施します。
「会計」では、「実務に関する経理業務」を教えます。
専門校は京都市伏見区の地下鉄「くいな橋駅」を上がってすぐのところにあります。
話す側としては
「教える」ことは「教えられる」ことだと考えています。
こちらが伝えたいことを、聞き手に伝えるためには、こちらにアイデアと工夫と試行錯誤の思索が必要だと思っています。
「どう伝えるか?」「何を伝えるか?」を考える中で、教える側が事前に勉強することになります。
生徒さんは、すでに春から日商簿記検定試験の3級・2級向けて簿記の学習をしています。
したがって、「会計」では検定試験に必要な仕訳や帳簿などの話はしません。
なぜ簿記が生まれたのか?会計が社会で必要とされている理由など、会計に興味や感心をもっていただくことを趣旨として「会計」の授業を進めていきます。
テキストは
「この1冊ですべてわかる経理業務の基本-ほんとうに知っておくべきこと」(著者:税理士小島孝子さん、出版社:日本実業出版社)を使用してます。
次のようなスケジュールで全5回の授業をすすめています
第1回 デジタル化を踏まえた経理業務の基礎と記帳など
第2回 デジタル化を踏まえた出納業務とお金の流れ、インボイスの発行と受領など
第3回 月次決算の意味、消費税の基本と取引の分類、軽減税率など
第4回 給与計算、給与に係る源泉所得税の求め方、住民税、社会保険の仕組みと計算
第5回 決算に関する業務と会計処理、会社の税金(法人税、事業税、住民税など)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
白露の1日、朗らかにお過ごしくださいね。
[編集後記]
消費税の記事はお休みしました。
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
月曜日~木曜日に、おもに消費税の記事を書いております。
金曜日は公益信託の記事を掲載しております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
・「公益信託」
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。
また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。