井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

一からはじめる会計のお手伝い。スタートアップの志を支える税理士。
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2022.04.19.Tue | こう考えています

「デジタル化が社会に与える影響について」レクチャーは、大変参考になりました ~ こう考えています



今回は



デジタル革命の先にある新しい社会(宮田裕章氏)、デジタルへの向き合い方(森川博之氏)、IT・AIの進化と地方再生(松尾豊氏)



の話を紹介します。


3人の次のお話を聞きました




① デジタル革命の先にある新しい社会(宮田裕章氏)

② デジタルへの向き合い方(森川博之氏)

③ IT・AIの進化と地方再生(松尾豊氏)



4月4日に第8回目の政府税制調査会のWEB会議が実施されています。

テーマ「デジタル化が社会に与える影響」を演題として、同会が外部有識者3人からヒアリングを行ったものです。

内容は示唆に富んでいます。なるほどと思った事項を再録します。


① デジタル革命の先にある新しい社会(宮田裕章氏)


デジタルをどう利用するか?で未来モデルをつくる必要がある。現在は多様性に配慮した産業社会の転換点に位置する。人権や環境などがお金と同価になる。つまり、ポスト資本主義の可能性は“データで共有する貨幣以外の価値”にある。

たとえば

デジタル庁で進められている次のような「こどもデータベース」も一例




(出所:宮田裕章氏資料24頁)




② デジタルへの向き合い方(森川博之氏)




産業は変わる。しかし将来はわからない。試行錯誤で走りながら考える必要がある。

ただし、失敗したとき、その際のリスクを誰がとるのか決めておくこと。

一方、多様性は気づきにつながり、そうした中からイノベーションが生まれると。


(出所:森川博之氏資料16頁)




③ 「IT・AIの進化と地方再生(松尾豊氏)」




高専生には次のような可能性がある。


DL(ディープラーニング)を学んだ人がハードウェアを学ぶのは時間がかかる。一方で、ハードウェアを学んだ人がDLを学ぶのは早い。高専は、電気・機械の技術を実践的に効率的に身につける教育制度。高専生がDLを身につければ、機械・電気・DLという三種の神器が揃った20歳そこそこの人材がいきなり誕生する。

世界的に見ても非常に貴重な人材。

日本の戦略としては、次のような組み合わせが効果的ではないかと。



(出所:松尾豊氏資料22頁)








変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)

Every day is a new day!

春の1日を朗らかにお過ごしくださいね。







[編集後記]

火曜日の「消費税」はお休みしました。

今日の午後は、摂津市の税務相談に。





ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。



・月曜日は「創業者のクラウド会計

・火曜日は「消費税

・水曜日は「個人の税金」

・木曜日と金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税

・土曜日は「創業者のクラウド会計

・日曜日は「経理・会計」






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ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。






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