データベースのMySQL5.5からMySQL5.7へのグレードアップ。なんとか、かんとか成功。【1日1新】 ~ こう考えています
今回は
データベースのグレードアップ。右往左往しましたが、移行できた件
を紹介します。
さくらのレンタルサーバを利用しています。
そのさくらのレンタルサーバから、今年2月16日に次のようなメールが届きました。
<【重要】ご利用中データベースのMySQL5.7へ移行のお願い>
■ 現在さくらのレンタルサーバでご利用中のデータベースのMySQL5.7へ移行のお願いとなります。
■ 2021年2月現在、MySQL5.5以下のデータベースは提供元からのサポートが終了しており、セキュリティに関する脆弱性が発見されてもサポートを受けられないソフトウェアです。
■ また、WordPress等のCMSの推奨バージョン環境も年々バージョンアップが早くなっており今後サービスを安全にご利用いただくため、最新の提供環境への移行を実施いただくことをお勧めいたします。
■ MySQL5.7では2020年10月にデータベース容量上限を緩和いたしました。これを機に移行をご検討下さい。
■ <現在MySQL5.1及び5.5のデータをご利用中の場合>
プログラムに脆弱性が発覚した際等に、サポート対応が行えないこと。また、OS(オペレーティングシステム)の動作対象変更の影響などにより急遽、MySQL5.5以下の提供を終了させていただく可能性がございます。
メールを読む限りは、グレードアップをしないと今後利用しているデータベースのリスクが大きくなることが分かります
ただ、このメールを受け取った時期が、確定申告時期(今年は4/15が期限延長)と相続税申告期限が4月に重なっていたので5月にグレードアップしようと思っていました。
MySQL5.5とMySQL5.7の違いはよくわかっていませんが、しかし、最新の機能にしておく必要があると考えました。
さくらからの「データベースアップグレード機能に関するよくあるお問い合わせ」を読むと
その中に
Q データベースアップグレードに関して、移行代行できますか?
A申し訳ございませんが、移行の代行は承っておりません。
というQAがありました。
周りのWEBに詳しい専門家に依頼するか?または自分自身でグレードアップするかという判断が必要でした。
5月に入り時間もできたのでデータベースアップグレード機能のマニュアルを読みました
「コントロールパネルからの操作により、指定した日時に対象のデータベースを現在提供中のバージョンへ簡単にコピーを行う機能です」と記載されています。
50頁ほどありましたが、丁寧に読みました。
また、「さくらのデータベースのMySQL5.5からMySQL5.7へのグレードアップ」を行った方のブログも読んで参考にしました。
マニュアルだけでは分からない失敗事例が参考になります。
いよいよ、データベースアップグレード予約確認を申し込み、自身でグレードアップの作業をしました。
作業途中、WordPressの画面が真っ白に。私の頭も真っ白に
見慣れていない画面は心臓に悪いです。
こうした画面を抱えて半日経過。結局、なんだこうだと半日かかりましたが、
原因は「wp-config.php」の入力ミスと分かりました。
移行がうまくできているかどうか?心配なので。すぐに
カスタマーセンターに連絡すると、次のようなメールがかえってきました。
■ 弊社にて確認させて頂きましたところ、「wp-config.php」の中に以下の記述を確認致しました。
■ お客様の場合、移行は完了しておりますのでご安心くださいませ。
税理士の井ノ上陽一さんが次のように言っておられることを思い出しました。(大変な1日でしたが)
・小さなことからでも1日1新
・無料はすぐ試す。
・◯円以下ならすぐ買う。
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
初夏の1日を朗らかにお過ごしください。
金曜日の「贈与や相続・譲渡など資産税」はお休みしました。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」
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・水曜日は「消費税」
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・日曜日はテーマを決めずに書いています。
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