佐藤芳直氏「君は、何のために働くのかね?」とヴィクトール・E・フランクル「生きる意味を問う」 ~ こう考えています
佐藤芳直氏。私が敬愛する師です。
「人は誰でもこの世に“役割”を持って生まれて来る。」
株式会社S・Yワークス代表佐藤芳直氏のことばです。同氏の師匠である船井幸雄氏の言葉でもあります。
佐藤氏は2000年から人財化セミナーを開催されています。今年は21回目の開催です。
私は2010年から参加しています。
大阪では、今年3月18日、梅田グランフロント北館ナレッジキャピタルカンファレンスルームで開催されました。
それに参加してきました。そこでの内容を少しお伝えします。
「人は誰でもこの世に“役割”を持って生まれて来る。」
昭和55年11月、佐藤氏が船井幸雄氏からうけた言葉です。
船井氏が、当時大学生だった佐藤氏に次のように語ったのです
「君は、何のために働くのかね?」
「人間、生まれたからには、必ず役割を持っているんだよ。ただしその役割は、働くことによってしか果たせないんだぞ。」
「おまえみたいな人間でもだ。生まれて来た人間はみな役割を持っている。」
「よく一所懸命働きますと言うけど、それじゃあ、なぜ一所懸命に働かなきゃいけないのかわかるか?」
「人の2倍はたらいてごらん。そうすれば2分の1の時間で自分の役割に気づくかも知れない。3倍働けば、3分の1の時間で自分の役割に出会うかもしれない。自分の役割に1日でも早く気づけたとしたなら、それは幸せな人生だとは思わないか?」
この“役割”を考えるときに、私が思い出すのは
第二次世界大戦時代のナチスの強制収容所を体験した心理学者ヴィクトール・E・フランクルの言葉です
彼はその著書「夜の霧」で、「役割」ついて表現を代えて次のようにのべています。
「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちから何を期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えなければならない。」
「すなわち人生から何を我々は、まだ期待できるかが問題なのではなく、むしろ人生が何を我々から期待しているかが問題なのである。」
「人生というのは結局、人生の意味の問題を正しく答えること、人生が各人に課する使命を果たすこと、日々の努めを行うことに対する責任を担うことにほかならないのである。」
佐藤芳直氏もヴィクトール・E・フランクル氏も表現は違います。
同じ意味のことをおしゃっているのだと思います。
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
春の1日を元気にお過ごしください。
今日は「贈与や相続・譲渡など資産税」をお休みしました。
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