大阪の健康寿命は短い。男69歳(ワースト4)女72歳(ワースト3)~「大阪の健康寿命をのばす」大阪健康寿命延伸産業創出
先日、「大阪健康寿命延伸産業プラットフォーム(OKJP)セミナー」に参加してまいりました。開催場所は、関西大学梅田キャンパス4F KANDAI Me RISEラボです。
主催は
公益財団法人 大阪市都市型産業振興センター
大阪健康寿命延伸産業創出プラットフォームとは
超高齢社会において成長産業となりうる健康寿命延伸産業を創出・振興するため、関係者が参画するプラットフォームを構築し、地域の課題を共有した取組みを展開すること
健康寿命延伸産業とは
地域包括ケアとの連携や地域資源・地域人材を活用したビジネス等(例:見守り、買い物支援、生活支援サービス、シニアや専門人材の活用、地産物等を活用したサービス)を「健康寿命延伸産業」と定義しています。
大阪の課題とは
大阪府は日常生活に制限のない期間(=健康な期間)が男性69.39歳(ワースト4)、女性72.55歳(ワースト3)と平均を下回り、上位とは2.5年以上の差があり、健康寿命の短い地域です。また、医療費に関しても平成26年11月の市町村国保の速報値によると約658億円と医療費最小の県と比較すると約16倍の医療費が月単位で必要となる状況となっています。
全国的に医療費適正化が求められていますが、大阪府の場合は全体、前期高齢者、後期高齢者ともに全国で2番目となっています。
平均寿命・健康寿命ともに全国平均を大幅に下回っています。
・ 平均寿命:男性78.99歳(41位)、女性85.93歳(40位)
・ 健康寿命:男性69.39歳(44位)、女性72.55歳(45位)
上記のことは、私はアバウトには知っておりましたが、セミナーに参加するまでは具体的にはここまで深刻な課題があるとは理解しておりませんでした。逆にここまで数字が悪いと気合いがはいりますよね。
セミナーの内容は次のとおり
・ 講演:「新しいコメの力って凄い!あっと驚く健康効果!」
東京農業大学客員教授/東洋ライス株式会社代表取締役社長 雜賀 慶ニ氏
・ 取組事例紹介
① 「スポーツ等健康寿命延伸に向けた取組事例」グンゼ株式会社
② 「介護保険外サービス創出に向けた取組事例」BCC株式会社ススマイル・プラスカンパニー
印象に残ったのは83歳(?) になる雜賀社長のお元気な発声と立ち姿です。講演後にお話を伺いましたが、背筋がキュンと伸びて素的な男性でした。頂戴しました金目米、ロウカット玄米は帰宅後の翌日に食しましたが大変美味しく感動しました。
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