第6期吹田市介護保険事業計画(2015~2017年度)から(第4回)~介護保険サービス(居宅サービス)の見込量
第6期吹田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画というものがあります
老人福祉法・介護保険法に基づき、介護保険サービス等が効果的に提供できるように、市が計画を定めます。第6期計画は2015年度~2017年度の3年間を計画期間としています
毎火曜日は、この計画の内容をみていきます。
前回は、サービス整備圏域別地域密着型サービス必要量は、市内では千里ニュータウン・万博・阪大地域とJR以南地域で、そのサービス見込量が大きいことが分かりました。
今回は、吹田市内の居宅サービスの実績とこれからの見込(推計)を見ていきたいと思います。
居宅サービスの利用実績は?
実績が計画値を上回っている順番に、居宅サービスを示すと次のとおりです。
〇2012年度実績(利用実績/計画値)
①訪問看護 123,725回/ 75,650回 163.5%
②訪問介護 744,967回/638,664回 116.6%
③訪問リハビリテーション 21,224回/ 18,443回 115.1%
(他のサービスは省略)
〇2013年度実績(利用実績/計画値)
①訪問看護 144,217回/ 78,488回 183.7%
②訪問リハビリテーション 24,489回/ 19,443回 126.0%
③訪問介護 829,269回/674,784回 122.9%
(他のサービスは省略)
居宅サービス全体としては、実績が計画値を上回っていますが、特に訪問看護は計画値を大きく上回っています。訪問リハビリテーションを含めると医療面に関する専門的なサービスの需要が多いことが分かります。
今後の居宅サービスの必要量(見込量)は?
必要量(見込量)の多い順番に、居宅サービスを示すと次のとおりです。
〇2025年度見込
①短期入所療養介護 21,199日/年 229.8%(2015年度と比較して)
②訪問介護 398,291回/年 211.8%( 同 上 )
③訪問リハビリテーション 62,830回/年 206.7%( 同 上 )
在宅医療の需要を踏まえて、医療的依存度が高く、介護やリハビリテーションが必要な利用者を対象としたショートステイである短期入所療養介護サービスの需要が高まると推計しています。
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