第6期吹田市高齢者介護保険事業計画(2015~2017年度)②~2025年75歳以上の高齢者人口の急増
第6期吹田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画というものがあります
老人福祉法・介護保険法に基づき、介護保険サービス等が効果的に提供できるように、市が計画を定めます。第6期計画は2015年度~2017年度の3年間を計画期間としています。
計画では、吹田市の総人口や高齢者人口の推移を示しています
吹田市の総人口
吹田市の総人口は、2021年をピークに減少する見込みです。そのピーク人口は366,467人の見込みです。
だだし、75歳以上の高齢者人口は上昇します
吹田市では、8年後の2025年には約1万人の75歳以上の高齢者が増加します(割合で26%増加)
2017年 41,196人
2025年 52,006人(+10,810人)
介護認定者について
しかし、75歳以上の高齢者が増えることは課題ではないですよね。課題の原因となるのは、要支援・要介護の認定率が高まることです。要支援・要介護の人は65歳~74歳では4%ほどですが、75歳以上になると認定率が31%を超えます。つまり75歳を境に、介護や医療を必要とする人が急増することです。
吹田市の介護認定者数と認定率について
2017年 17,661人 19.31%
2025年 22,878人 26.45%
吹田市においても、75歳以上の人口が増えることにより、介護認定者は約30%増加するとともに、認定率は約40%増加します。各々、著しい増加が見込まれています。それに伴い介護サービスの需要の急増が見込まれます。
高齢化率(65歳以上の割合)は国と比較して
2017年 国26.8% 吹田市22.8%
2025年 国30.3% 吹田市23.7%
国と比べますと違いが相当あります。
(2017・2025年の数値は、いずれも推計数値です。計画は2015年に作成されています)
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