国税（e-Tax）のダイレクト納税について、ネット銀行も可能です ～ 法人節税策の基礎知識[102]                                           

今回は



納付の記事を掲載します。

ダイレクト納付とは、e-Taxにより申告書を提出した後、納税者名義の預貯金口座から、口座引落しにより国税を電子納付する手続です

を紹介します。

源泉所得税を毎月10日に支払う場合にダイレクト納付を利用すると便利です

利用に当たっては、事前に税務署に、専用の届出書を提出するか、e-Taxにより届出書を送信する必要があります。

個人の場合はこの利用届出書をe-Taxから提出（送信）することができます。一方、現在、法人は書面により提出することになっています。

ただし、個人と同じように6月からは法人も利用届出書をe-Taxから送信することができようになるようです。

ダイレクト納付できる金融機関は決まっています

今日、一覧をみてみるとネット銀行である「GMOあおぞらネット銀行」が令和5年4月3日からダイレク納付利用可能となっています。

一方、利用届出書には次のとおり「金融機関のお届け印」の欄があります

しかし、GMOあおぞらネット銀行は「印鑑」の登録が不要です。

どうすればよいのか？

利用者届出書の「金融機関のお届け印」欄は「印なし」と記載して提出すればよいそうです。

ちなみに、eLTAXのダイレクト納付についても「GMOあおぞらネット銀行」が利用可能となっています。これもe-Taxと同じ取扱いのようです。

「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」

（ピーター Ｆ.ドラッカー）

春の1日、元気にお過ごしください。

[編集後記]

株式会社S・Yワークスの佐藤芳直氏の今日（23/04/26）の一言

「どんな時も、誰かに感謝できることは、人間の幸せそのものです。」

ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。

・月曜日～水曜日は「消費税」

・木曜日は「法人税」または「経理・会計」

・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」

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