毎月の特別徴収分の住民税支払について。ダイレクト納付をeLTAXで始める場合 ~ 法人節税策の基礎知識[95]
今回は
ダイレクト納付。事前に登録した金融機関口座を指定して直接税金を納付する方式です
を紹介します。
ダイレクト納付とは
利用者が事前に登録した金融機関口座から、支払い金額を引き落とし、納税する方法です。
納付期日を指定することもできます。
ダイレクト納付を始める前に準備することは次の3つです
① 利用者IDを取得します(すでに取得している場合は不要です)。
② 口座振替依頼書を提出します。
ダイレクト納付の口座登録は、銀行に「地方税ダイレクト納付口座振替依頼書」を郵送する必要があります。利用開始までに1か月程度かかります。
③ メッセージフォルダーに口座登録が通知されます。
使用する画面は次のような画面です
「メインメニュー(ログイン)」画面で「納税メニュー」をクリックし、表示された「納税メニュー」画面から「個人住民税(特徴)」をクリックして操作を行います。
納税額を手入力する場合
過去の納付情報をもとにして作成する場合
過去の納付情報をもとに新たな納付情報を作成・発行することができます。
個人住民税(特徴)では、毎月、同じ納付先、金額で納付することが多いため、過去に一度作成した納付情報をもとにすることで、より少ない操作で納付情報を作成することができます。
(出所:近畿税理士会情報システム部 キャッシュレス納付資料)
特に特別徴収分の個人住民税は、法人住民税とちがって、毎月発生します。
ダイレクト方式で住民税の納付手続きを行うと
住民税の申告から納付までの一連の手続きをPCdesk(WEB 版)で行えます。
ただし、ダイレクト方式で納付を行った場合は、紙面での領収書は取得できません。
納付が完了すると納付完了通知のメッセージがポータルセンタから送信されますので、それを納付を行った記録として確認します。
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
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