預金通帳を活用します。ネットバンキングで記帳業務の効率化が進みます~ 経理のキホン2
預金口座を活用します。
売上は預金口座に振り込んでもらいます。経費は預金口座から振り込みます。
そうすると入金と出金が通帳に記録されます。
つまり、現金勘定は使わず、入出金はすべて預金口座を使用します。
通帳の預金残高と会計ソフトの残高が一致していれば、とりあえず取引の登録入力は合っていることになります。
預金通帳 = 預金出納帳 = 会計ソフトの預金の入出金(残高)
入金・出金について、「預金口座」の活用を考えていきます
お客さまには口座振込を依頼します
売上などの入金は、口座振込にしてもらうよう得意先や関係先に依頼します(ちなみに私はお客さまからの入金はすべて口座振り込みにしていただいています)
キャッシュレスの対応
カード決済による入金を考えてみましょう。
業種にもよりますが、たとえば飲食業や身の回りの品の物販業などでは、お客さまの利便性などを考えると、カード決済の導入を考えてみます。
ただし、決済手数料などの新たな負担は発生します。
消費税の軽減税率の導入を間近にひかえて、お得な補助金の制度があります。
→ 「軽減税率対策補助金」と「キャッシュレス・消費者還元事業」
キャッシュレスのツールの利用を検討します
たとえば、スクエアなど
スクエアは、現金やクレジットカードなどのPOSレジ機能を、スマートフォンやタブレットから行うことができるサービスです。
現金での支払いは極力回避します
現金での支払いより、預金口座から振り込みます。振込手数料の負担は発生しますが、現金残高を合わす手間や記帳を考えると、預金口座からの振込の方が合理的です。
口座引落しが便利です
必要な経費の支払は、口座引き落としにします。
ネットバンキングを活用します
もうお使いだと思いますが、ネットバンキングは不可欠です。経費の振り込みに手間がかかりません。個人であればネットバンキングの加入手数料の負担が発生しない銀行があります。
「会計」の記帳業務の効率化が進みます
ネットバンキングを導入すれば、預金の取引データを、会計ソフトに取り込むことができます。会計業務の効率化が進みます。
「お金の動きを通して会社の状態を把握し、経営をコントロールする」には、経理をしっかりと処理して、会計数字をもとに意思決定することが大切です。
そのための言語が「会計」です。
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
夏の1日を元気にお過ごしください。
創業者には、事業を着実に成長させるために、決算書の会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。
▶ 創業起業サポート 「創業者応援クラウド会計サービス」と「顧問相談クラウドサービス」
お伺いして、会計処理や税務の相談や提案などさせていただくサポートサービスを提供しています。
経理のキホン
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・火曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「法人節税策の基礎知識」
・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」
・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」
・日曜日は特にテーマを決めずに書いています
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