開始残高に売掛金や前受金など債権債務がある場合とその後の振替処理 ~ クラウド会計freee⑦
初期設定では「開始残高の設定」が重要です。
freeeの利用開始年度に、もし売掛金や買掛金などの債権・債務がある場合には、それらの開始残高を入力します。
その後、これらの債権・債務の決済時における消し込みをおこないます。
開始残高の設定は、利用後の債権の回収、債務の決済を想定して入力設定します
1売掛金や未収金、買掛金や未払金など未決済取引を作成します
開始残高の設定で、取引先別に売掛金・買掛金など登録した後、処理していきます
①開始残高に消込登録用の未決済取引を設定します。
「開始残高の設定」で、売掛金・買掛金などの「内訳を登録」します。
②取引先別に内訳別に登録するわけです
③「開始残高の設定」は次のようになります
④その後は作成したこれらの未決済取引に対して、決済を登録することになります
通常の取引と同じように消し込み(決済)が登録できます。
2開始残高にある入金や出金にならない債権・債務は、振替伝票を使用します
仕訳を直接入力します。(消し込み・振替処理をします。)
①たとえば、開始残高の「前受金」400,000円を「売上高」に振替えるケース
②たとえば、開始残高の「前払費用」を、「支払手数料」に振替えるケース
開始残高の設定は、日常処理とちがって特別な処理になります。
事前に準備をして、間違えない入力・処理されることをおすすめします。
(画像出所:freeeヘルプセンターマニュアル)
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今日も、冬の1日を元気にお過ごしください。
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