プライベート兼用で利用しているクレジットカードからプライベートの支出を行った場合 ~ 創業者のクラウド会計freee ㉑
記帳をラクにするためには、クレジットカードと銀行口座は事業用のものをもつことをおすすめしています。
しかし、個人事業主で、プライベート兼用で利用しているクレジットカードをお持ちのケースがあります。その際の記帳方法を紹介します。
クレジットカードからプライベートの支出を行った場合
個人事業主の方がプライベート兼用で利用しているクレジットカードをfreeeで口座登録した場合、プライベート分の支出は勘定科目「事業主貸」で登録します。
次のような登録をします。
(出所:会計freeeマニュアル)
「事業主貸」「事業主借」は次のように考えます。
「自動で経理」の場合は
[×]をクリックしたあとに、「プライベートな支出として登録する」を選択する方法があります。
その場合、[×]ボタンをクリックしたあとに「無視する」を選択、または取引として登録しないままでの場合、freee上の登録残高と同期残高が合わなくなってしまいますので、注意ください。
しかし、兼用の場合、経理が煩雑になり経理がラクになりません
プライベート兼用で利用しているクレジットカードをお持ちのケースは、経理がラクになりません。
やはり、事業用とプライベート用とでクレジットカードを分けることをおすすめします。
プライベートな銀行口座(お金)で、事業上の経費を支払った場合には
プライベートで使っている銀行口座で、事業上の経費を支払った場合は、次のように登録します。
■支払いに利用した口座がfreeeに登録済みだった場合
通常通り、銀行口座→クレジットカード口座の「口座振替」を登録します。
ただし、プライベートの銀行口座は、基本的にfreeeへの登録が不要です。
■freeeに登録していないプライベートな銀行口座から支払いを行った場合
次のように登録します。
- 収入
- 決済:完了
- 口座:クレジットカード
- 取引日:支払い日(引き落とし日)
- 勘定科目:個人事業主の場合は「事業主借」
- 金額:請求金額(引き落とし金額)
(出所:会計freeeマニュアル)
引き落としではなく、「クレジットカードの請求」を現金(事業用)で支払った場合は
クレジットカードの請求を事業用の現金で支払ったときは、引き落としの処理の代わりに、現金→クレジットカードの「口座振替」を登録します。
こうして記帳方法を検討していくと、記帳もかなり考えて行う必要がでてきます。
Every day is a new day!
冬の1日を元気にお過ごしください。
創業者には、事業を着実に成長させるために、会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。
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創業者のクラウド会計
② 創業者は必ず、65万円の青色申告特別控除を受けましょう。
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④ 口座を自動連携させても最後に残るのは現金。手書きの現金出納帳はやめましょう。
⑤ 自宅兼事務所の家賃など、支出にプライベート用と事業用の双方が混ざっています。
⑥ 領収書や請求書をもとに手動で取引を登録せざるを得ない場合があります
⑦ スマホで現金で支払った領収書を撮影。freeeのファイルボックスを使って記帳
⑧ 「freee」使わなくなった銀行口座・サービスの連携を解除するには?
⑭ 銀行口座の不一致の原因、取引を二重に登録していませんか?
⑳ 記帳をラクにするために、ぜひ事業用のクレジットカードを持ちましょう!
事業計画(創業計画書)の立て方
③ 事業内容の確認とは、ビジネスモデルのグランドデザインを行うこと。事業継続後、何度でも見直します。
④ 販売・仕入・資金計画、このうち販売計画は経営戦略の最重要項目です。
開業前に知っておきたい創業融資の知識創業時の資金調達は、次のとおりです。
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