「なぜ事業計画(創業計画書)が必要なのか?」~事業計画(創業計画書)の立て方①
開業のための基礎知識を、次の順序で説明しています。
1 個人事業を始める場合の各種届出と確定申告
2 事業の具体的な準備~創業融資を利用する
3 事業計画(創業計画書)の立て方
「事業計画(創業計画書)の立て方」について、次のとおり紹介していきます。
1 なぜ事業計画(創業計画書)が必要なのか?
2 自己資源の確認
3 事業内容
4 販売・仕入・資金計画
5 売上予測、収支返済計画
6 PDCA
今日は
「なぜ事業計画(創業計画書)が必要なのか?」
事業計画(創業計画書)の立て方の1回目です。
取り組もうとしている事業をかたちにすることが大切です。それが絵であっても、映像であってもかまわないですが、その中で、取り組もうとしている事業を文字、文章や数字にして表現することが事業計画になります。
事業計画を作成することには、これから始めようとする事業を客観化するということに意味があります。客観化され合理的な事業計画であれば、他人を説得する可能性は高くなります。
創業の際に金融機関から融資を受けるにあたって必要になります
創業融資にあたっては、新たに事業を始めることになるので、個人、法人とも創業計画書の提出が必要となります。
それ以上に大切なことは、「創業の動機は、自分にかわって他人はつくれない」からです。
創業するのは、どのような目的なのか?動機はなんなのか?
いわゆる創業者のミッションです。
ミッションを基底に、「何を」「どのように」やりたいのかという事業ビジョンを検討することになります。
創業計画書のコアの部分は、次の点です。
① 動機
なぜ事業をはじめるのか?
② 目的
事業をはじめて何がしたいのか?
③ 目標
事業をすることでどうなりたいのか?
動機、目的、目標の3つは生き方と切り離せません。100人の事業者がいれば100とおりの動機、目的、目標があります。正しい答えというものはありません。
自分が納得する「動機」、「目的」、「目標」を探して、表現するには時間とエネルギーと努力が必要です。
これ以上に事業者が創業して事業に取り組む際に大切なことがあります
それは「自分自身の健康管理」です。
創業や事業の継続は、すべて事業者の健康を前提としています。日常の健康に気を配ってくださいね。
(出所:「freeeで経理を全自動化する動画」、NO22「会計帳簿のチェックポイント」税理士:廣升健生)
開業の手続きや税金で気になる点があれば、お気軽にご相談ください。
Every day is a new day!
みなさん、今日も春の1日を元気にお過ごしください。
月曜日は「開業のための基礎知識」~初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。
開業前に知っておきたい創業融資の知識創業時の資金調達は、次のとおりです。
③ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 新規開業資金とは。
④ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 女性・若者・シニア起業家支援資金とは。
⑤ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 中小企業経営力強化資金とは。
事業開始前に知っておきたい経理と消費税の基礎知識は、次のとおりです。
⑤ 確定申告書を作成、場合によっては税理士への依頼を考える。
「開業のための基礎知識」ブログ記事は
http://www.y-itax.com/category/kaigyo/
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「開業の基礎知識~初めて開業する方に、税理士からお伝えします」
・火・木曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」
・水曜日は「事業承継・税理士の視点」
・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」
・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」
・日曜日は「贈与税についてわかりやすく!」