銀行口座からカード利用分が引き落とされたら、freee会計に銀行口座からカード口座への口座振替を登録します ~ クラウド会計freee[256]

「創業者のクラウド会計」の記事です。
カードの記帳についてご照会がありました。
カードの記帳を苦手とされている方が多いです。
今回は
クレジットカードからプライベートの支出を行った場合に「自動で経理」で[明細を無視]すると、freeeの残高が実際の残高と合わなくなります
を紹介します。
クレジットカードで支払う場合、登録は①カードの利用時と、②銀行口座からの引き落とし時に分けて記帳します。
今回は②の銀行口座からの引き落とし時の登録方法をご紹介します。
<参考>
→ freee会計でクレジットカードの利用を登録(記帳)する場合の考え方について
→ freee会計にクレジットカードで支払った内容を登録する方法
A:自動で経理を利用する場合
① [取引]メニュー →[自動で経理]画面を開きます。
② 1か月分のカードの利用金額が銀行の出金明細としてfreeeに取り込まれています。対象の明細の[口座振替・カード引き落とし]タブを選択します。振替先口座をクレジットカードの口座にして、口座振替を登録します.
たとえば、「みずほ銀行」 → 「楽天カード」の口座振替は次のとおりです。

このとき
「取引登録後に自動登録ルールを編集」にチェックを入れてから登録すると、同じパターンの明細について、この作業は自動的に行われるようになります。
B:手動で取引を登録する場合
① [取引]メニュー →[口座振替]ボタンをクリックします。
② 入力欄に、口座登録を登録します。

上のケースは、振替元口座「みずほ銀行」 → 振替先口座「楽天カード」です。
口座振替は次のように登録します
■ 振替日:クレジットカードの利用料金が引き落とされた日を入力します。
■ 振替元口座:クレジットカード利用料金の引き落としがあった銀行口座を選択します。
■ 振替先口座:クレジットカード口座を選択します。
■ 備考:メモしたい内容があれば入力します。
■ 金額 :今回引き落とされたクレジットカード利用料金を入力します。
■ 手数料:クレジットカード利用料金の引き落とし時に、さらに手数料がかかっていた場合はその金額を入力します。
C:口座の残高を確認します
口座振替の登録が完了すると、登録した金額は銀行からクレジットカードへ資金が移動しています。
カードの残高が0円になっている場合、カード利用の未払金額がなくなったことを示しています。
たとえば、次の場合は、みずほ銀行から楽天カードに資金が移動し、楽天カードの残高が0円になってい状態です。

D:クレジットカードからプライベートの支出を行った場合
個人事業主の方がプライベート兼用で利用しているクレジットカードをfreeeで口座登録した場合、プライベート分の支出は勘定科目「事業主貸」で登録します。

こうした場合
「自動で経理」で[明細を無視]すると、freeeの残高が実際の残高と合わなくなります。
よくあるケースです。
(出所:freeeヘルプセンター マニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
冬の1日を元気でお過ごしください。
[編集後記]
消費税の記事はお休みしました。
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
月曜日~木曜日に、おもに消費税の記事を書いております。
金曜日は公益信託の記事を掲載しております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
・「公益信託」
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また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。