佐藤芳直氏「恩送り(おんくり)、この今をより良くして未来に手渡す」と「人は誰でもこの世に“役割”を持って生まれて来る」~ こう考えています
佐藤氏は2000年から人財化セミナーを開催されています。
今年で24回目の開催です。
今年も、関西では京都での開催です。
3月21日、京都リサーチパークのバズホールで開催されました。
私は2010年から参加しています。15回目です。
セミナーの内容は、毎年、異なります。
今年のテーマは「恩送り(おんくり)」です
はじめて「恩送り(おんくり)」という言葉を知りました。
「おんおくり」と読むのかな?と思っておりましたが、「おんくり」とも。
言葉の意味は
誰かから受けた恩を与えてくれた人に返すのではなく、別の人に差し上げることです。
たとえば
恩を与えてくれた先人はこの世にはいない、その受け取った恩を次の世代に手渡すことです。
恩と言えば重たい言葉になります。もっとやわらかい言葉の方がわかりやすいです。
つまり
「恩」に代えて、「情」でもよいし、「親切」でもよいし、「敬意」でもよいし、「LOVE 」でもよいと思います。
自分が優しさを受けてうれしかったことを、別の誰かにもしてあげるということです。
佐藤氏は、さらに「人は誰でもこの世に“役割”を持って生まれて来る」とも
昭和55年11月、佐藤氏が舩井幸雄氏からうけた言葉です。
当時早稲田大学の学生だった佐藤氏に、舩井氏が次のように語ったのです。
「君は、何のために働くのかね?」
「人間、生まれたからには、必ず役割を持っているんだよ。ただしその役割は、働くことによってしか果たせないんだぞ。」
「おまえみたいな人間でもだ。生まれて来た人間はみな役割を持っている。」
「よく一所懸命働きますと言うけど、それじゃあ、なぜ一所懸命に働かなきゃいけないのかわかるか?」
「人の2倍はたらいてごらん。そうすれば2分の1の時間で自分の役割に気づくかも知れない。3倍働けば、3分の1の時間で自分の役割に出会うかもしれない。自分の役割に1日でも早く気づけたとしたなら、それは幸せな人生だとは思わないか?」
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
春の1日、朗らかにお過ごしくださいね。
[編集後記]
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現在は、消費税の記事を取り上げて、月曜日~金曜日に記事を書いております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
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