一般(本則)課税事業者が行う「freee会計」のインボイス設定対応について ~ インボイス制度 消費税[499]
消費税の記事を掲載します。
インボイスを発行する「売り手」側の設定とインボイスを受け取る「買い手」側の設定が必要になります
を紹介します。
次のようにインボイスを発行する側(売り手)の設定をします
1 [設定]メニュー →[事業所の設定]を開きます
2 [詳細設定]タブを開きます
3 「課税方式と事業区分」の「課税方式」で自社が採用している課税方式を選択します
4 「消費税申告の計算方式」の「計算方式」で自社が採用している計算方式を選択します
売上税額と仕入税額の税額計算は積上げ計算がオーソドックスです。
<参考>
→ 売上税額の税額計算は、割戻し計算が原則。特例は積上げ計算。特例が有利です
→ 仕入税額の税額計算は3種類です。「積上げ計算(原則)」「帳簿上での積上げ計算」「割戻し計算」です。積上げ計算をする場合は「帳簿上での積上げ計算」が現実的です
5 設定が完了したら[保存]をクリックします
次に、インボイスを受け取る側(買い手)の設定をします
1 税区分の設定のインボイス制度関連で次の設定を行います
① 買い手側対応機能 「使用する」に設定します。
② 適格チェックボックスと税区分を選択します。
ⅰ デフォルト:「該当する」または「該当しない」に設定します
ⅱ 取引先情報に連携:「連携する」または「連携しない」に設定します
詳しくは
<参考>
→ 一般の課税事業者がfreee会計でインボイス関連制度の設定を行う場合
一方、取引先がインボイス制度に対応しているかの確認が必要です
取引先の設定の[適格チェック]をクリックすると、「インボイス発行事業者に該当する」にチェックが入っている取引先に対して、国税庁のデータベースと照合することができます。
インボイス発行事業者に該当する取引先のうち、登録番号が入力されていない場合は、次の手順で設定を行います
1 [設定]メニュー →[取引先の設定]を開きます
2 該当の取引先の[…]→[編集]をクリックします
3 「インボイス発行事業者の登録番号」に取引先から通知された登録番号を入力し、[保存]をクリックします。
[存在する番号かチェック]をクリックすると、国税庁のデータベースに登録されている番号であるかを照合できます。
(出所:freeeヘルプセンター「インボイス制度におけるfreee会計対応ガイド」)
[編集後記]
トップの画像は、ミスタードーナッツの「ピカチュウのドーナツ」だそうです。
次女がメールを送ってくれました。(私は)食べておりません。
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