取引先毎の債務残高が月単位でどれぐらい蓄積していっているか?「年齢表」からみます ~ クラウド会計freee[221]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
今回は
年齢表では、買掛金が発生後何か月経過して、いくら残高が残っているかを確認します
を紹介します。
年齢表では次のような事項がわかります
■ ○月に発生した○円が未払いであることがわかります。
■ 支払いができているか?実際は支払い済みにも関わらず帳簿上未払いで残っていないか?
レポート → 支払管理レポートから。年齢表は次のような画面になります
必要に応じて次のような項目で絞り込みします
・集計基準
→「終了年月」として指定する基準を「発生日」から選択します。
・終了年月
集計の起点とする年月を指定します。
年:起点とする会計年度を前年 / 当年 / 翌年から選択します。
月:起点とする月を1〜12月の範囲で選択します。
・表示期間
「終了年月」を基準に遡って表示したい期間を1〜12月の範囲で選択します。
・取引先
特定の取引先のみを絞り込み表示したい場合に指定します。なお、取引先名の検索対象として、「完全一致」または「部分一致」を選択することもできます。
たとえば
2022年3月時点から遡って3月以内に属する発生日をもつ、未決済支出取引の支払状況をすべて表示する場合
絞り込み条件の指定は次のようになります
・集計基準:発生日
・終了年月:2022年3月
・表示期間:3ヶ月
・取引先:(指定なし)
絞り込み結果に表示された金額の意味は
次のとおりです。
■ 各年月に金額が表示されている箇所
→ その年月における決済残額(未決済金額)を表します。
■ 各年月に「0」が表示されている箇所
→ その年月における決済残額はない。全額が決済済みであることを表します。
決済残額に合わせて取引金額も表示したい場合は
「取引金額も表示」チェックボックスにチェックを入れます。
次のように取引金額がカッコ付きの金額で表示されます。
この機能はプランにより制約があります。
個人はスタンダードプランから、法人はベーシックプランからです。
(出所:freeeヘルプマニュアル)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する」
(ピーター F.ドラッカー)
冬の1日、元気にお過ごしくださいね。
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