入出金の箱(枠組み)を「口座」と呼んでいます。「口座振替」の考え方をわかりやすく ~ クラウド会計freee[208]
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
「経理・会計」の記事です。
今回は
クレジットカードの利用料金が銀行口座から引き落とされたというような口座間のお金の移動が発生した場合、「口座振替」という処理を行います
を紹介します。
この場合、「口座振替」とはfreeeという会計ソフトの中での口座間の資金移動を登録する作業手順のことをいいます。
口座振替のイメージは次のとおりです
1 たとえば現金50,000円をfreee銀行から引き出したケース
現金は「口座」になります。この取引は50,000円がfreee銀行(「口座」になります)から現金へ資金移動したとみなします。次のとおり口座振替の登録処理を行います。
2 たとえばfreeeカードの利用金額150,000円がfreee銀行から引き落とされたケース
freeeカードは「口座」になります。この取引は150,000円がfreee銀行からfreeeカードへ資金移動したとみなします。次のとおり口座振替の登録処理を行います。
3 たとえばAmazon での購入freeeカードを利用して30,000円を決済したケース(クレジットカードの明細が確定した際の口座振替)
Amazon は「口座」になります。この取引は30,000円がfreeeカードからAmaozn へ資金移動したとみなします。次のとおり口座振替の登録処理を行います。
この取引がわかりにくいかと思います。
Amazonを「口座」として登録している場合は次のような処理をしていることになります。仕訳で示すと次のとおりです。
8/10:Amazonで15,000円のプリンター(消耗品費)をクレジットカードで購入した
9/10:クレジットカードの明細が確定した
クレジットカード口座 → Amazon口座の 口座振替として登録します。
<参考>
→ 会計freeeでは銀行口座以外のものも入出金のハコであれば「口座」といいます
(出所:freee会計活用ガイドブック2021年9月版)
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(ピーター F.ドラッカー)
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