井上寧(やすし)税理士事務所井上寧(やすし)税理士事務所

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2021.12.23.Thu | 創業

PayPayなど電子決済により販売した場合の会計処理について ~ クラウド会計freee[205]



「経理・会計」の記事です。



今回は




電子決済とは商品やサービスの代金の決済を、現金で支払うのではなく、現金と同じ価値を持つデータの送受によって行う仕組みです




紹介します。



電子決済とは


具体的には、Pay Pay、楽天ペイ、d払い、au PAY、LINE Payなど。

一定期間の売上記録を集計後、後日 手数料が差し引かれた金額がまとめて入金されます。

2020年10月現在、freeeに同期に対応している口座は楽天ペイのみです。





ざっくりとは次のような手続きになります





1 事前準備として電子決済で用いる口座を登録・設定します。

2 商品売上時に決済済みの収入取引を登録します。

3 売上金額受取時に電子決済口座の口座振替を登録します。


1 事前準備として電子決済で用いる口座を登録・設定します


同期に対応していない場合を前提とすると、独自口座の登録・勘定科目の設定することになります。

①「口座」メニュー → 「口座の一覧・登録」を選択します。

② 「現金・その他」のタブに切り替えます。次に「資産の口座(小口現金・仮払金など)を登録する」ボタンをクリックします。






③「口座名」に口座の名称を入力後、「登録」します。







④「設定]メニュー → 「勘定科目の設定」 → 登録した口座名をクリックし、次のように設定を変更し保存します。







2 商品売上時に決済済みの収入取引を登録します。(登録した口座の同期設定を行っていないケースを想定)




手動により決済済みの収入取引を登録する必要があります。取引登録件数が比較的少ない場合は次のようになります。(取引登録件数が比較的多い場合は、取引インポート機能を利用します。)


① 「取引」 → 「取引の一覧・登録」→ 必要事項を入力し → 「収入を登録」

② 画面で、収支区分が「収入」、決済が「完了」、登録した「口座」になっているかどうかを確認します。







3 売上金額受取時に電子決済口座の口座振替を登録します




商品の売上金額入金時に、電子決済口座→銀行口座への口座振替を登録します。

同期していない口座から口座振替を登録するケースの場合で、取引登録件数が比較的少ない場合は次のようになります。(取引登録件数が多い場合は、口座振替インポート機能を利用します。)


① 「取引」 → 「口座振替」→ 必要事項を入力し → 「振替」(口座振替を登録)

② 振替元口座が「事前準備で登録した口座 」、振替先口座が「入金先銀行口座等」、手数料が発生した場合は「手数料」を登録します。











(出所:freeeヘルプマニュアル)




「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する」

(ピーター F.ドラッカー)

冬の1日、元気にお過ごしくださいね。




【編集後記】

トップ画像は樅山奈実さんの「+R」から(ご本人の承諾を得ています)

木曜日の「経理・会計」はお休みしました。




ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。


・月曜日は「創業者のクラウド会計

・火曜日は「消費税

・水曜日は「消費税

・木曜日は「経理・会計」

・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税

・土曜日は「創業者のクラウド会計

・日曜日はテーマを決めずに書いています。






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ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。

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