総勘定元帳のデータを(ひとつずつ・一括編集)を直接に修正する方法と「諸口」とは ~ クラウド会計freee[168]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
総勘定元帳のデータの修正方法について
を紹介します。
データを直接編集。ひとつずつ編集する手順は次のとおりです
① 勘定科目の詳細画面で編集したい項目クリックすると、直接編集することができます。
次のような画面です。たとえば、取引先を修正するような場合
② 詳細ボタンをクリックして、取引の詳細から編集することができます。
一方、複数行を一括編集することができます
「一括編集」ボタンを利用します。複数の項目をまとめて変更できます。
① 編集したい行にチェックマークを入れます。
② 「一括編集」ボタンをクリックします。
③ 変更対象となる項目を選択して「編集する」を選択します。
次の画面は税区分を変更しようとしている画面です。
一括編集できる項目・会計データには制限があります。次のとおりです
① 一括編集できる項目は
勘定科目、税区分、取引先、品目、部門、メモタグです。
② 一括編集できない会計データがあります。たとえば次のようなデータです。
■ 明細や請求書から登録されたもの
■ 年度締めや月締めにより数字がロックされているもの
■ freee人事労務から自動反映された給与取引
相手勘定科目の諸口とは
科目の相手勘定科目が複数行の場合、「諸口」と表示されます。
たとえば、「給料手当」の相手勘定科目が複数となるため諸口表示となります。
次のような画面です。
諸口表示となるケースでは、品目や備考など行ごとに登録した情報は表示されません。
ただし、取引先は表示されます。
相手勘定科目の情報すべてを確認したい場合は仕訳帳をみます。
ただし相手勘定科目が複数行でも諸口表示とならないケースがあります
相手科目が複数行でも、諸口と表示されないケースがあります。
次の場合は、諸口ではなく相手勘定科目が表示されます。
税抜経理の場合です。
■ 相手方の勘定科目が2つ
■ 相手勘定科目の一方が課税の税区分
■ 相手勘定科目の一方が自動計算された「仮受消費税」または「仮払消費税」
「口座]の相手勘定科目は「売上高」と「仮受消費税」の2つです。
次のような場合は、税抜経理の設定としているため、売上高に付加した課税の税区分をもとに、取引で入力した税込金額から自動計算された消費税額が表示されます。
一方この場合、口座の元帳では「売上高」が税込金額で表示されます。
(出所:freeeヘルプマニュアル)
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