メモダグは予備のタグとして、たとえば、①案件ごと、②取引先・品目・部門と別集計する場合に利用します ~ クラウド会計freee[162]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
メモタグの活用例。予備のタグとして、たとえば、①案件ごと、②取引先・品目・部門と別集計する場合に利用します
を紹介します。
freeeが取引に設定できるタグの種類は次のとおりです。
これらのうちで、「取引先」「品目」は、補助科目として、つまり勘定科目の内訳管理として設定することにより記帳や決算の効率化を図ることができます。
一方、メモタグは「取引先」「品目」など補助科目として使ったうえで、予備のタグとして、または取引先・品目・部門と別の集計をしたい場合に活用します。
ただし、必要がなければ無理にメモタグを設定する必要はありません。
メモタグの一覧は次のようなイメージです。
メモタグに案件名を記載して案件ごとに取引を検索・集計して利用します
取引先や品目は一行に対し一つしか付与できません。
メモタグは無制限に付与することができます。
案件が重なっても問題ありません。
次のとおりです。
案件やプロジェクト、工事現場ごとにメモタグを付与して記帳しておくことで、原価管理や損益分析に利用できます。
勘定科目内でメモタグでの集計ができます。
たとえば、費目「旅費交通費」のうち「空の旅(メモタグ)」で集計した場合は
次のように集計できます。
他方、後で確認が必要な取引に付箋代わりに使います
登録中に、お客様に確認したい事項が含まれている仕訳に「要確認」とつけて付箋代わりに使います。
一方、私が登録やチェックしている際に、分類や取り扱いに疑問があった場合(たとえば、機械装置か?工具器具備品か?交際費か?寄付金か?など)
後で調べるようにしようとする際には、適用欄に「※」を入れています。
取り扱いが分かった際に「※」で抽出して、正しい取引に修正します。その後「※」は消去しておきます。
(出所:freeeヘルプマニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
初夏の1日を元気にお過ごしください。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」
・火曜日は「消費税」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「経理・会計」
・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」
・土曜日は「創業者のクラウド会計」
・日曜日はテーマを決めずに書いています。
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。