「クレジットカードの利用時の記帳」と「銀行口座からの引き落とし時の記帳」 ~ クラウド会計freee[153]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
クレジットカードの場合、カードの利用時と銀行口座からの引き落とし時に分けて記帳します
を紹介します。
銀行口座と同様にクレジットカードも「口座」として登録します。クレジットカードは、事業用とプライベート用に分けることで記帳の効率化ができます。
そういう意味では、事業用のクレジットカードをつくりましょう。
まず、クレジットカードと銀行の口座を登録しておきます。その後の記帳は次のように行います。
たとえば(カードは全て一括払いでの利用)
みずほ銀行から引き落とされる楽天カードを、3月中に次のように利用した場合
3/01 70,000円の書籍を購入した(新聞図書費)
3/10 8,000円でコピー用紙を購入した(消耗品費)
3/20 900円のタクシー代を支払った(旅費交通費)
3月中のカード利用合計は78,900円
4/27 3月利用分の78,900円がみずほ銀行から引き落とされた。
みずほ銀行:期首日の預金残高は100,000円
楽天カード:期首日では利用分が決済み。未払い分はなかった。
まずカード口座からの支出取引として登録します
次のようなイメージです。
① 自動で経理を利用して
「取引」メニュー →「自動で経理」またはオレンジ色の未処理◯件を選択します。
② カード利用の明細は、請求の確定後に1回の利用分ごとに自動でfreeeに取り込まれます。勘定科目や品目などを設定して支出取引を登録します。
さらに、クレジットカードや銀行口座によっては、クレジットカードの確定日が到来するまでの「未確定」の明細取得が可能です。
次に銀行口座の引き落としの取引を登録します
次のようなイメージです。
カード利用分が銀行口座から引き落とされたら、銀行口座からカード口座への口座振替を登録します。
銀行口座に入っていた資金をカードの利用に充てたものとして登録されます。
具体的には
① 「取引」メニュー →「自動で経理」画面を開きます。または、オレンジ色の「未処理○件」をクリックして開きます。
② 1ヶ月分のカードの利用金額が銀行の出金明細としてfreeeに取り込まれます。
「口座振替・カード引き落とし」タブを選択し、振替先口座をクレジットカードの口座にして、口座振替を登録します。
設例の場合は、みずほ銀行 → 楽天カードの口座振替になります。
(出所:freeeヘルプセンター マニュアル)
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