勘定科目の補助科目として「内訳管理に使用する取引先・品目」を設定することができます ~ クラウド会計freee[151]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
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今回は
取引先・品目を特定の勘定科目にひも付けて使用したい場合、取引などの登録時に、取引先、品目を勘定科目に対して追加できます
を紹介します。
取引先・品目を特定の勘定科目にひも付けて使用したい場合は
勘定科目に「内訳管理に使用する取引先・品目」を設定します。
次のように設定します。
①取引先欄から次のように取引先を追加することができます。
②品目欄から、次のように品目を追加することができます。
取引先については相手勘定側のひも付けも反映されます
内訳管理用に取引先・品目が設定されると、その勘定科目について仕訳を起こす際にひも付け設定済みの取引先・品目のみが利用できます。
なお、取引先については、相手勘定側のひも付けも反映されます。
たとえば、「未決済」の「売上高」勘定の収入取引を登録する場合、売上高の収入取引相手勘定科目は「売掛金」としますと
①「売上高」勘定に取引先「A株式会社」をひも付けていて、「売掛金」勘定に取引先をひも付けてない場合
→ 取引先「A株式会社」を使用できます。
②「売掛金」勘定に取引先「A株式会社」をひも付けていて、「売上高」勘定に取引先をひも付けてない場合
→ 取引先「A株式会社」を使用できます。
②「売上高」および「売掛金」勘定に取引先「A株式会社」をひも付けている場合
→ 取引先「A株式会社」を使用できます。
③「売上高」勘定に取引先「A株式会社」を、「売掛金」勘定に取引先「B株式会社」をひも付けている場合
→ 共通の取引先が設定されていないので、取引先を付すことができません。
勘定科目と紐付けた品目に対し、よく使う税区分を設定し内訳管理することができます。
① 「品目・個別に税区分を設定する」を選択します。
② 「品目」欄で勘定科目の内訳となる品目と、対象の税区分を選択します。
これにより、取引の登録時に勘定科目と紐付いた品目を選ぶと、品目に紐付いた税区分が自動表示されるため効率的に入力できます。
たとえば、交際費のうち品目を「差入れ(飲食品)」として課税仕入8%として設定したケースは次のようになります。
(出所:freeeヘルプマニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
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春の1日を元気にお過ごしください。
トップ画像のケーキは次女が作ったもの。美味しくいただきました。
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