会計freeeで法人の決算書(損益計算書、貸借対照表、株主資本等変動計算書)を作成します~ クラウド会計freee[147]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
決算準備(整理仕訳、固定資産、在庫棚卸)後、3つの財務諸表を作成します
を紹介します。
決算準備として次の作業を行います
1 決算整理仕訳を振替伝票で作成・登録します(freeeの場合は振替伝票で行います)。
2 固定資産台帳に固定資産を登録します(取得時に登録してもかまいません)。
3 在庫棚卸を登録します(月次または年次どちらの処理かを選択します)
まずメニュー画面の決算書の作成から
1 損益計算書を作成します
「決算書の出力設定」項目から出力形式を選択(報告式または勘定式など)した後、、画面の「決算書の出力設定を保存する」を選択します。
前期の損益計算書と比較することもできます
「決算書の出力設定」から出力形式を「freee形式(前期比較)」に設定します。
2 次に貸借対照表を作成します
作成・登録方法と損益計算書と同じです。
3 次に株主資本等変動計算書を作成します
■「決算」メニュー → 「決算書の作成」を開きます。「会社の形態」から「株式会社」または「合同会社」を選択します。
■ 貸借対照表から自動転記されるのは次の2項目です。
① 期首と期末の残高
② 当期純利益の金額
■ 上の①と②以外は手入力で編集します。
■ 「株主資本等変動計算書」の項目から「freee形式」を選択します。「決算書の出力設定を保存する」ボタンを選択します。横型または縦型を選びます。
■「この年度の決算書を作成」をクリックすると、株主(社員)資本等変動計算書が決算書に含まれた状態で作成されます。
■「PDFで出力」を選択し、PDFファイルとして保存します。
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
春の1日を元気にお過ごしください。
【編集後記】
画像は中川政七商店です。
たまにお店に寄るとおもしろいものがあります。
300年続くお店です。
虎屋は400年。どちらも伝統と革新を続けるお店です。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」
・火曜日は「消費税」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「経理・会計」
・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」
・土曜日は「創業者のクラウド会計」または「決算書の読み方」など
・日曜日はテーマを決めずに書いています。
免責
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