京都府立高等技術専門校プロダクトマネージメント科で“会計”を教えてきました
京都府が設置・運営する京都府立京都高等技術専門校に行き、プロダクトマネージメント科で“会計”を教えてきました。
京都市伏見区の「くいな橋」近くにあります。
プロダクトマネージメント科では、次のような幅広い人材を育成することを目標にしています。
今の時期、プロダクトマネージメント科の生徒さんは、簿記3級レベルの複式簿記の知識をすでにお持ちです。
“会計”の授業ではその簿記の知識を踏まえて、会計ソフトの“弥生会計”の操作に習熟してもらいます。
授業では日商電子会計実務検定試験の3級に合格するレベルに到達してもらうことを目標にしています
一方で、授業では複式簿記を使うにあたって“会計”の考え方を伝えます。
たとえば、なぜ発生主義や減価償却の考え方が生まれたのか?
そのなぜ?に対して、会計の発展の歴史からアプローチすると興味を持っていただけると思っています。
その際に参考した書籍がこれです。
以前に読んで大変おもしろかった本です。
“会計”が、イタリア→オランダ→イギリス→アメリカ、というように経済活動の進展する地域に伴いその考え方を発展させてきたことがわかります。
無味乾燥に思えるお金の計算の考え方の根底には、時代の経済活動からの要請があることが分かります。
少し簿記の知識をお持ち方で
初めて弥生会計を使う方のテキストでおすすめは次の書籍です。授業で使用しています。
ソフトの入力を理解した後、日商電子会計実務検定試験の3級の試験合格のためには、入力・登録に慣れることが必要になります。
問題集で練習する必要があります。おすすめは次の問題集です。
日商電子会計実務検定試験は40分で70点以上合格です。そのためには、入力が早いにこしたことはありません。(入力がすべてではありません。)
私は、クラウド会計ではおもにfreeeを使っています。しかし、インストール型の弥生会計を使用する場面は多々あります。
どちらもケースに応じて使い分ける必要があると思っています。
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
冬の1日を朗らかにお過ごしください。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
今日は「確定申告」の記事はお休みしました。
・月曜日は「創業者のクラウド会計」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「法人節税策の基礎知識」
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・土曜日は「創業者のクラウド会計」または「決算書の読み方」など
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