「+更新」機能を利用します。前受金や前払金の振替を行う場合について ~ クラウド会計freee[118]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
「+更新」は登録済み取引の仕訳について、借方・貸方のいずれかの勘定を振替える機能です。たとえば前受金や前渡金などの振替などに活用します。
を紹介します。
前受金や前渡金などを収益や費用に計上する場合
たとえば
4月15日に前渡金(前払金)として支払った支出を、外注先からの納品が完了した5月15日に外注費に振替えた場合の仕訳は次のとおりです。
次の手順で登録します。
① メニュー「取引」→「取引を登録」の支出取引から勘定科目「前渡金」として10,000円を登録します。発生日は 4月 15日です。
② 5月15日に納品を確認します。「取引の一覧」から「前渡金」の取引を選択し、「+更新」を押下します。借方勘定を更新します。
③「レポート」→「仕訳帳」より、更新の仕訳を確認します。
「+更新」機能は次のような取引の入力に使用します
・前受金、前渡金、前受収益、前払費用を収益・費用計上する場合
・仮受金、仮払金、建設仮勘定を収益・費用計上する場合
・収益・費用を、前受収益・前払費用に振替える場合
・未決済残高を口座以外の勘定科目で消し込む場合
・売掛金や貸付金が貸し倒れた場合
(参考:freee活用ガイドブック)
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