「寡婦控除」と「ひとり親控除」の年末調整の際のチェックポイントについて。具体例をみてみます。[年末調整]

今日は年末調整の記事を掲載します。

今回は

「寡婦控除」と「ひとり親控除」の年末調整の際のチェックポイント。具体例をみてみます

を紹介します。

「ひとり親控除」と「寡婦控除」の見直しは、令和2年分以後の所得税について適用されます。

令和2年分の年末調整の「寡婦控除」と「ひとり親控除」のチェックポイントとは

年末調整では、見直し後の「ひとり親控除」と「寡婦控除」の制度に基づいて計算を行います。

見直しにより「ひとり親控除」と「寡婦控除」など税務上の取扱いが変わる方が、年末調整前に勤務先に対して「扶養控除等申告書」を提出する必要があります。

たとえば

令和2年分源泉徴収で「寡婦控除」を受けていた方（扶養親族の1人加算して源泉徴収税額を計算していた方）は、年末調整の際に「扶養控除等申告書」提出の要否は次のようになります。

<参考>

→ 「寡婦控除」と「ひとり親控除」の年末調整の際のチェックポイント

 次のように具体的に適用をみていきます。

■女性Ａさん（夫と離婚後に事実婚、子どもあり、合計所得金額350万円）

■女性Ｂさん（夫と離婚、事実婚なし、扶養親族（子ども以外）あり、合計所得金額500万円）

女性Cさん（未婚、事実婚なし、子あり、合計所得金額400万円）

■女性Dさん（夫と離婚、事実婚なし、子あり）あり、合計所得金額800万円

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