取り込んだ銀行明細を帳簿付けする中で発生する個別登録のチェックポイントについて ~ クラウド会計freee[108]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
freeeに取り込んだ銀行明細を帳簿付けする中で発生する個別登録作業「複数行取引の登録」「口座振替」「取引明細を無視」「未決済取引の消し込み」について
を紹介します。
自動で経理により取引を登録していくわけですが、次のような取引は個別に取引を登録する必要があります
■複数行取引の登録
ひとつの明細から複数行取引を登録する場合(たとえば複数の費用を登録するなど)です。
■口座振替の登録
口座間の資金移動、現金の引き出し・預け入れ、クレジットカード利用分を登録する場合です。
■取引明細を「無視する」
取引登録が不要な明細を無視する場合です。
■未決済取引の消し込みの登録とは
決済ステータスが未決済となっている取引を決済として登録する場合です。
複数行取引の登録とは
ひとつの明細に複数の勘定科目を登録するときや、預り金や控除額を登録するときには複数行の取引を登録します。
次のようなイメージです。
<参考>
→ 複合取引(複数行取引)が発生した場合に取引テンプレートを利用します!
口座振替の登録とは
口座間の取引を登録するケースです。タグを選択します。
たとえば、「振替元口座:f銀行 → 振替先口座:現金」と登録することで、f銀行から現金を引き出したことを記帳します。
次のようなイメージです。
取引明細を「無視する」とは
次のような取引は「無視する」を登録します。
- freeeに同期している銀行間で資金移動した際の明細
- freeeで記帳する会計期間より前の日付の明細
未決済取引の消し込みの登録とは
決済ステータスが未決済となっている取引を決済として登録する場合です。
未決済の消し込みは次のように行います。
上の例でいえば取引を選択して登録すると、自動的に(預金)/(売掛金)の仕訳が登録されます。
(出所:freeeヘルプセンターマニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
秋の1日を元気にお過ごしください。
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