freeeに取り込んだ銀行明細を「自動で経理」で記帳する場合のチェックポイント ~ クラウド会計freee[107]
「創業者のクラウド会計」の記事です。
クラウド会計を活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめしています。
今回は
freeeに取り込んだ銀行明細を「自動で経理」で記帳する場合のチェックポイント
を紹介します。
自動で経理は次のどちらからでも始めることができます
自動で経理は次のような画面になっています
赤色が出金、青色は入金です
取引明細の画面は次のようになっています
基本的な操作は次のようにします
① 帳簿付けを行う口座を絞り込みます。
② 取引情報(仕訳情報)を入力します。推測された情報を修正するときは詳細を選択します。
③ 取引(仕訳)を登録します。
経理の自動化は次のように行います
自動化にチェックを入れると、取引内容と仕訳が紐付いた自動登録ルールとしてfreeeに登録されます。
次のような資金移動の記帳は「口座振替・カード引き落とし」タブから記帳します
- 口座間の資金移動
- 現金の引き出し・預け入れ
- クレジットカード利用分の引き落とし
複数行取引(複合仕訳)の場合は取引テンプレートを利用すると便利です
複数行登録した明細は自動化保存ができませんので、取引テンプレートで登録します。
<参考>
複数行取引は次のような考え方をします。
関連記事
→ 給与の支給など複数行の取引については取引テンプレートを作成して登録します。
プライベート収支として登録する場合は、相手科目は次のような勘定科目で登録されます
- 法人の場合 役員借入金または役員貸付金
- 個人の場合 事業主貸または事業主借
関係のない取引や重複した取引を非表示にしたい場合は「明細を無視」を選択します。
選択後は自動で経理に表示されません。また記帳もされません。
(出所:freeeヘルプセンターマニュアル)
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
秋の1日を元気にお過ごしください。
創業者には、事業を着実に成長させるために、決算書の会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。
▶ 創業起業サポート
「創業のための基礎知識」~初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。
https://www.y-itax.com/category/sogyo/
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・火曜日は「介護事業」
・水曜日は「消費税」
・木曜日は「知っておきたい法人節税策の基礎知識」
・金曜日は「贈与や相続・譲渡など資産税」
・土曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・日曜日は、テーマを決めずに書いています。
免責
ブログ記事の内容は、投稿時点での税法その他の法令に基づき記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。