年末、年内に納品した分で未請求の売掛金の記帳を忘れずに、売上計上のポイント ~ 確定申告で間違いやすい項目④
確定申告で間違いやすい項目をとりあげて紹介します。
ぜひ、確定申告する際に参考にしてください。
年末の決算整理で帳簿を整理する際に、売上については次の事項について注意します。
12月に商品をおさめて、翌年支払われる売掛金は今年の売上になります
たとえば
毎月20日締め、25日請求、翌月10日入金のルールで売上を記帳しているケース
を例として紹介します。
年末の決算の際に記帳で注意したい事項は次の2つです。
A:12/20に計算する納品分の入金までのタイムスケジュール
① 12/20: 締日 11/21~12/20納品分が500,000円
② 12/25: 請求 500,000円
③ 01/10: 入金 500,000円 …翌年
12/25付けで売掛金500,000円を記帳します。
仕訳でいうと次のとおりです。
B:01/20に計算する納品分の入金までのタイムスケジュール
① 01/20: 締日 400,000円
400,000円の内訳は次のとおり
ア 12/28納品分 100,000円
イ 1/1~1/20納品分 300,000円
② 01/25: 請求 400,000円
③ 02/10: 入金 400,000円
今年の決算で忘れてはならないのが、12/28納品分の100,000円(アの分)の記帳です
12/28付けで売掛金100,000円を記帳します。
仕訳でいうと次のとおりです。
翌年1月分の売掛金記帳時は12/28納品額100,000円を除いた金額を記帳します
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
冬の1日を元気にお過ごしください。
毎週土曜日の「中小企業の決算書の読み方入門」は、今日はお休みしました。
確定申告で間違いやすい項目
① 妻が契約者になっている生命保険の保険料、生命保険料控除の対象となりますか?
② 事業を始めた個人が、青色事業専従者に給与を支払うこととなった時の手続き
③ 事業を始めた個人が、開業準備期間中に支出した費用(開業費)
個人の確定申告について、次の記事を参考にしてください
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