Square(スクエア) 売上データを取り込む場合 ~ クラウド会計freee㉕
スクエアは、現金やクレジットカードなどのPOSレジ機能を、スマートフォンやタブレットから行うことができるサービスです。
スクエアと連携すると毎日の売上情報の管理から入金までの経理処理を効率的に行うことができます
連携の手順は次のとおりです。
①事前に、スクエアに消費税や商品、メニューの設定をします。
②feeeの「決済サービスや電子マネー」欄からスクエアを選択します。
③スクエアのログイン時に利用するメールアドレスおよびパスワードを入力します。
④スクエアのカード決済用の口座を登録します。
⑤次のとおり、タグをマッチングします。
つまり、freeeにデータを取り込むために、スクエアで使っていた項目とfreeeで使う項目のマッチング作業を行います。
スクエア上の項目「①」とすると、freeeの設定では次のようなマッチングをします
取り込み先口座
ⅰ スクエアでのクレジットカード売上代金を「売掛金(Square)」で決済登録する場合
「①」クレジットカード売上 → freeeでは売掛金(Square)
ⅱ スクエアでの現金売上代金を「現金」で決済登録する場合
「①」現金売上 → freeeでは現金
ⅲ スクエアでのその他の売上の場合
「①」その他の売上 → freeeでは未決済(現金・クレジットカード以外での売上は、未決済の取引として登録されます。)
勘定科目
スクエアでの売上を、freeeでは勘定科目「売上高」として取り込みます。
「①」売上 → freeeでは売上高
スクエアでのカード決済代行手数料を、freeeでは勘定科目「支払手数料」として取り込みます。
「①」手数料 → freeeでは支払手数料
消費税
事前にスクエアで税区分の設定をしておきます。
消費税8%の設定をした場合は、freeeでは「課税売上8%」を設定します。
スクエアの売掛金(Square)口座の金額は、「未入金のクレジットカード売上高」を示しています。
銀行口座の同期のような明細形式ではなく、次のように初めから取引として自動登録されます。
(出所:freeeヘルプセンターマニュアル)
話はそれますが、スクエアには便利な機能があります。「square請求書」です
対面販売だけでなく、通信販売など、電話やEメールで受け付けた注文の決済に対応しています。
顧客からの注文を受け付け、請求書をメール送信します。
顧客は受信したメールからカード決済することができます。
そのままクレジットカード決済で、支払いを受け取ることができます。
クラウド会計を上手に活用し、会計データを整理し、効率的に記帳をすることをおすすめします。
変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する(ピーター F.ドラッカー)
Every day is a new day!
梅雨晴れの1日を元気にお過ごしください。
創業者には、事業を着実に成長させるために、会計データを計器盤として利用することをおすすめしています。次のようなサービスを提供しています。
▶ 創業起業サポート 「創業者応援クラウド会計サービス」と「顧問相談クラウドサービス」
月曜日は「開業のための基礎知識」~初めて開業する方に、必要な準備や基礎知識を税理士からお伝えしています。
「開業のための基礎知識」ブログ記事は
http://www.y-itax.com/category/kaigyo/
クラウド会計freee
① 最初は違和感があります。「口座」「明細」「取引」などfreeeに出てくる用語
② 未決済と決済完了。未決済の取引の登録は自動で経理が使えません
③ freeeには補助科目がありません。代わりに「メモタグ」などの機能を利用します
④ 新設の法人が会計freeeを最初に利用する場合の初期設定
⑦ 開始残高に売掛金など債権債務がある場合とその後の振替処理
⑧ 現金取引の処理方法。CSVで利用明細を用意して取り込みます
⑫ 「取引」を3つに区分します。「収入取引」「支出取引」「口座振替」
⑭ 銀行口座・クレジットカードを同期する際に注意したい3つのポイント
⑮ クレジットカードの利用明細を取り込む際のチェックポイント
⑱ 手動で銀行やカードの明細を取り込みます「明細アップロード」
⑲ freeeに登録した銀行口座などの同期がうまくできない場合
創業者のクラウド会計
② 創業者は必ず、65万円の青色申告特別控除を受けましょう。
③ クラウド会計で経理を楽に!「すぐに」「簡単に」と思わないほうがいいです。
④ 口座を自動連携させても最後に残るのは現金。手書きの現金出納帳はやめましょう。
⑤ 自宅兼事務所の家賃など、支出にプライベート用と事業用の双方が混ざっています。
⑥ 領収書や請求書をもとに手動で取引を登録せざるを得ない場合があります
⑦ スマホで現金で支払った領収書を撮影。freeeのファイルボックスを使って記帳
⑧ 「freee」使わなくなった銀行口座・サービスの連携を解除するには?
⑭ 銀行口座の不一致の原因、取引を二重に登録していませんか?
⑳ 記帳をラクにするために、ぜひ事業用のクレジットカードを持ちましょう!
㉑ プライベート兼用のクレジットカードからプライベートの支出を行った場合
事業計画(創業計画書)の立て方
③ 事業内容の確認とは、ビジネスモデルのグランドデザインを行うこと。事業継続後、何度でも見直します。
④ 販売・仕入・資金計画、このうち販売計画は経営戦略の最重要項目です。
開業前に知っておきたい創業融資の知識創業時の資金調達は、次のとおりです。
③ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 新規開業資金とは。
④ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 女性・若者・シニア起業家支援資金とは。
⑤ 日本政策金融公庫 <新企業育成貸付> 中小企業経営力強化資金とは。
事業開始前に知っておきたい経理と消費税の基礎知識は、次のとおりです。
⑤ 確定申告書を作成、場合によっては税理士への依頼を考える。
ブログは曜日により、次のようにテーマを決めて書いています。
・月曜日は「開業の基礎知識~創業者のクラウド会計」
・火曜日は「平成30年度介護報酬改定の重要事項」
・水曜日は「新事業承継税制特例のポイント解説」
・木曜日は「法人節税策の基礎知識」
・金曜日は「相続税ついてわかりやすく!」
・土曜日は「経営者目線で考える中小企業の決算書の読み方・活かし方」
・日曜日は「贈与税をわかりやすく!」
免責
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