2024.01.04.Thu | 消費税
インボイス消費税額の端数処理の基本ルールについて ~ インボイス制度 消費税[520]
消費税の記事を掲載します。
インボイスの消費税額の端数は「1インボイスあたり税率ごとにそれぞれ1回 」が基本のルールです
を紹介します。
たとえば次のような端数処理はNGです
したがって、次のような端数処理が必要になります
A: 税率ごとの対価の額の合計額に税率を乗じて算出
B:税率ごとの税込価額の合計額に 10/110 or8 /108 を乗じて算出
納品書や請求書をあわせてインボイスとすることもOKです。合せ技です
つまり、複数書類を一体としてインボイスとすることができます。
その際にも、端数処理の基本ルールをまもります。
A:納品書毎に端数処理をするケース
B:月次請求書でまとめて端数処理をするケース
<参考>
→ 納品書と月まとめの請求書との組み合わせ。納品書で消費税の端数処理を行う場合
→ 納品書と月まとめの請求書との組み合わせ。月まとめの請求書で消費税の端数処理を行う場合
(出所:国税庁 インボイスオンライン説明会応用編資料)
「変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。」
(ピーター F.ドラッカー)
冬の1日、元気にお過ごしくださいね。
[編集後記]
あけましておめでとうございます!!
昨年に引き続き、本年もよろしくお願い申し上げます。
今年もインボイスを含めた消費税の記事を中心に掲載したいと思っています。
インボイスが始まって、今までと変更のない事項と変更になる事項があります。そこの部分を整理しながら、消費税に関する理解が進む内容にしたいと考えております。
これからの記事が皆さまの業務に役立つことになれば大変嬉しいです。
ブログは、曜日によりテーマを決めて書いております。
現在は、インボイスなどおもに消費税の記事を取り上げて、月曜日~金曜日に記事を書いております。
・「贈与や相続・譲渡など資産税」または「確定申告などの所得税」
免責
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また、読者が理解しやすいように厳密ではない解説をしている部分があります。
本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。
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